リクルートテクノロジーズ 社員スタンプラリー! Vol.3 Webリサーチ かなやん
うえまつ
こんにちは、リクルートテクノロジーズのうえまつです。
先輩たちへの突撃インタビュー「スタンプラリー※」企画。今回は、 ITマネジメント統括部 サービスデザイン1部 マーケティングリサーチグループのかなやんさんをご紹介します。
※スタンプラリー:中途入社者フォロー施策の1つ。入社後の約3か月間、役員・社員にアポイントを取り、自由にインタビューできる制度。一緒に働く仲間たちの人となりや仕事内容を知ることに加え、自分の顔と名前を覚えてもらい人脈を広げて新しい環境に慣れていくためのきっかけをつかむ、といった目的がある。
カスタマーの顔が見えるリサーチの場を探して
うえまつ:同性の先輩ということでとても楽しみにしてきました。よろしくお願いします! まずはリクルートテクノロジーズに来るまでのことを教えてもらえますか?
かなやん:よろしくお願いします♪ 私はここが2社目なんですよ。新卒で入った会社では、最初、あるコーヒーチェーンの実店舗配属となって、バリスタをやっていました。そこから本社に異動して、企画職としてデータ分析する仕事をしました。
うえまつ:バリスタからデータ分析。異業種というか、やっていることが違いすぎですね…
かなやん:ですよね(笑)。データ分析では、自社が提供するポイントサービスの利用状況とカスタマー属性を組み合わせて、どういう人が次にどんなアクションをするのか。そういったことを予測してリコメンドするといったことをやっていました。
うえまつ:なるほど、面白そうですね。そこからリクルートテクノロジーズに転職したのはなぜでしょうか?
かなやん:お店ではお客様の顔が見えていたのに、次の仕事ではデータだけになったわけですよね。データから行動が見えるのは面白いけれど、顔が全く見えないし、気持ちの部分も分らないのはイヤだった。もう少しカスタマーが見えて、データも扱えるというところを探して、ここにリサーチとしてきました。
定性のリサーチをするにあたって、自由にデータが使える事業会社に行きたいと思っていました。事業会社でリサーチができるところ。あと20代は学べる場所がいいなと思って。実はリクルートグループの他社も受けていましたが、最後はリクルートテクノロジーズを選びました。事業会社じゃないですけど、リクルート全体のサービスに関わることができて、カスタマーとの距離も自分で選べる。私の「こんなことがしたいな」の条件がそろっていたんです。
自社サービスカスタマーと直接話せるオンラインコミュニティでリサーチ
うえまつ:今はオンラインコミュニティを活用したマーケティングを担当されていると…
かなやん:そうなんです。オンラインコミュニティを活用したマーケティング調査基盤の「ココロバ」というものがありまして。ゼクシィなどのリクルートのサービスで運営するコミュニティを担当してます。カスタマーさんと会話をしながら記事を増やしたり、いろんな商品企画に活かして行く感じですね。自サービスのカスタマーさんに対してアンケートやインタビューをオンラインで、内製的に行っていくという仕事です。
うえまつ:それって専門の会社にお願いするのではなくて、社内でやってることなんですね。
かなやん:リクルートではライフイベントの選択をサポートするサービスを多く展開してますよね。結婚や住宅購入、就活など、人生で限られた期間や回数しか体験しないようなイベントなので、だれに聞いてもいいってわけじゃなくて。一定の条件に合致する限定されたカスタマーに絞ってのインタビューやアンケートって外ではなかなかできないんですよ。ココロバを通じて自分たちでやれば、サービスに登録してくれている人へ直接聞きたいテーマを聞けるし、その方が事業理解も深いですよね。
うえまつ:なるほど! プロポーズをされて結婚を決めたけど、まだ式をあげてない人だけ集めるとかは難しいですね(笑)。
かなやん:カスタマーさん自身、自分の周りに似た立場の人があまりいないんですよね。だからオフ会というかお茶会のようなものを開催した時は話しが盛り上がりすぎてしまったりもしたんですよ。たとえばゼクシィとかだと、未婚の友人に話すと自慢っぽくなってしまうとか、難しいんですよ、いろいろ。
うえまつ:わかります……! オンラインで長くやりとりしていたりすると、きっと面白い話もいろいろ聞けるんでしょうね。
かなやん:こちらも顔を出してコミュニケーションしているからなのか、こんなことまで話してくれるんだ、っていうプライベートな話も聞かせてもらえたりします。読み物としてじっくり読んでしまうようなものもありますね。花嫁さんと一緒に歩くお父さんの姿を、そのお父さん、花嫁さんのおじいさんですよね。その方が見ている顔が……みたいな話とか感動してしまって。
うえまつ:ほろりときますね~。
かなやん:アンケートのフリーアンサーではなく、会話だからこそでてくる話題みたいなのがけっこうあります。
自分が元々店舗でお客様の顔を見ていたので、今オンラインで話したり、お茶会で直接会えるのがとても楽しいです。結構つっこんで聞くんですよ。どうやって出会ったんですかとか、プロポーズどうでしたかとか。それで花嫁さんの気持ちを理解する。ネットの企業ですが、実際に会って会話をするという、アナログで泥臭いやり方が楽しいです。
やりたいことを自分で言えるようになったのが成長の実感
うえまつ:リクルートテクノロジーズで働いてみて、どうですか? 何か自分が変わった部分などはありますか?
かなやん:やりたいことを言えるようになったのはありますね。どちらかというと受け身だったんですけど、今はこれをやりたいって自分から言えるようになりました。リサーチの方に行きたいということも言えましたし。上司や先輩の方からも話を聞く場を作ってくれるし、やりたいこと、やりたくないことを言うように促されるんですよ。
おかげで段取り力がつきましたね。どうやったら、誰と話したら進むのかとかを考えます。最終的に自分の考えを伝えるための手段になるので、今は段取り大好きです。ここって上司を通して何かしてもらうというより、自分で行ってこいってところがあるじゃないですか。
うえまつ:言われますね。「どうしたらいいんですか?」って聞くと、「どうしたいと思ってるの?」って意見を求められますよね。「自分で決めていいよ」と言われるシーンも多いですし。
かなやん:そうそう。やりたいことを後押ししてくれる環境だし、言えるようにならないといけないという切迫感みたいなのもありましたね(笑)。みんな専門分野とかやりたいことを持っている人が集まっている会社なので、自分が何で立つか、"何の人になりたいか"がなければいけないんだなと思いました。
うえまつ:なるほど~。
リアルで顔を合わせられる場を増やして行きたい
うえまつ:これからやりたいことってありますか?
かなやん:直近だと、お茶会みたいなイベントを増やしていきたいですね。もう20人呼ぶイベントはやったんです。前回行った時に、近い挙式日の方が集まって相談などできて、とてもいい雰囲気になったので、そういう場を増やしていきたいと思っています。続けるためにはイベントの価値をきちんと言語化しないといけないですね。
うえまつ:イベントってハードル高いですよね。次にどうつなげて行くかを説得するのが難しいというか……。
かなやん:そうなんですよ。1回やるのは何でもやらせてもらえますが、続けるには……ってとこありますよね。でも2回目は決まっているので、そこからさらに続けていけるよう検討中です。
うえまつ:そのノウハウ、ぜひ今度教えてください! 今日はありがとうございました。