【kyobashi.dex】Android勉強会を開催しました!#2
釘宮愼之介
こんにちは。釘宮です。
1/22(金)にkyobashi.dexというAndoirdの勉強会を開催しました。
あらためて、kyobashi.dexとは
kyobashi.dexは、弊社リクルートマーケティングパートナーズがある京橋にて、その周辺にいるAndroidエンジニアとそうでないAndroidエンジニアが集まって情報共有する場を作ろうと企画した勉強会です。
2015年9月7日に第一回を開催した時は初めてとうこともあり運営として堅いところがちらほらあったのですが、今回は慣れてきたのか終始リラックスした雰囲気だったように思います。
発表資料まとめ
今回は9組の発表がありました。資料及び概要をまとめます。
1. Process Phoenix
開発を進めていくと、様々な環境用のapkを作ることになると思います。
その場合、Product flavorとBuild variantで対処していくのですが、さらにprocess phoenixやu2020を導入することで楽になるということでした。
2. Chrome Custom Tabs
いろいろなアプリのChrome Custom Tabの使い方を例にどういう使い方がいいのかを探るという発表内容でした。
3. 9patchの異常な仕様
デザイナーさんにもらった画像に自力で9patchで点を打つのが辛い。そのために、便利ツールを作ったよ!という発表でした。これを導入することでコードで9patchを管理することができるようです。
4. Kotlin Android Extensions live coding
ライブコーディングのため資料はありません。
内容はたった5分でKotlinで1アプリを実装するというもの。結果として完成まではいきませんでしたが、kotlinへの愛の深さを感じました。
5. 既存のアプリを Material Design 化して得た知見
2パートに分かれていて、前半はZeplinを使ってデザイナーと開発者の意思疎通を取ろうというもの、後半はToolbarをActivityとFragmentのどちらに持たせるべきかというもので、FragmentにToolbarを持たせてしまうと、Fragmentの遷移時にToolbarがちらついてしまうので、Activityに持たせようというものでした。
6. ChromeとAndroidの過去・現在・未来
Chrome関連のお話。特にアプリのインストールバナーを出すことができるNative App Install Bannerはインストール数増につながるので重要なのかなと感じました。
7. TestScheduler / TestSubject
Rxを使っている環境で、時間が絡むテストを書きたい時にTestSchedulerとTestSubjectを使ってみるというお話でした。
8. ExtraLayoutSpace of RecyclerView
ExtraLayoutSpaceを使うことでRecyclerViewのpreloadを実現できるという内容でした。
9. Coordinator Layout Behavior
Coordinator Layoutの特にBehaviorについてのお話。すでにフレームワークにあるBehaviorを例に説明した後に、Behaviorを自作する方法について説明しています。
まとめ
今回は最近話題のRxについて、比較的新しいサポートライブラリの機能について、さらに9patchのことといったように、最新のトレンドから基礎に至るまで幅の広い内容となっておりました。
2回開催してみて、傾向として中上級者向けの内容が多い のかなと感じています。それは目指すべきところでもあるので満足はしているのですが、アプリに限らずもう少しフレームワークそのものの話題などがあるとさらに中上級者が知識を深めるのに役立つのではないか、などと考えております。
次回の kyobashi.* は
2/9(火)にkyobashi.dexと同じ会場リクルートマーケティングパートナーズにてKyobashi.swiftを開催します!興味ある方は是非参加してみてください!