SXSW 2015 のセッションを聴く! – SXSW 2015 参加レポート #4

こんにちは!梶山と申します。

今回は、3月にオースティンで開催されたSXSW Interactive 2015のセッションが開催されていた、様々な会場、街中にある会場間の移動、そしてそもそもどういう形式のセッションが行われていたかについてご案内したいと思います。 (長くなるので、セッションの中身については次回書かせて頂きます!)

中心にあるAustin Convention Center

syamataがこちらに書いていた通り、SXSW中はオースティンの街全体がお祭り騒ぎ
その中でも特に、Austin Convention Center周りがとても賑わい、周辺のホテルがほとんどセッション会場と化します。

REGISTRATIONからここで始まり、期間中には数多くのセッションがセンターで開催されます。 SXSW InteractiveのHQであり、スタート地点とも言えますね。

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初日のSXSW Interactiveのディレクターによるウェルカムスピーチも、Austin Convention Centerのホールで開催されました。

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写真には写っていませんが、会場の後ろの方にはスポーツ観戦のような観覧席も設置してあって、かなりの人数が入れるホールになっていました。 参加者が多くなることが想定されるKeynote Speakerのセッションは基本的にはここで行われていました。

Austin街中のセッション会場

REGISTRATIONを済ませると、SXSWの様々な情報が載っている情報誌やパンフレットが配られるのですが、その中でも特に注目しなければいけないポイントは、全会場の場所が載っているマップ。

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・・・すごい数です。

しかも、オースティンの街中にちりばめられているので、「どのセッションに参加するか」をピックアップしていく時にちゃんと会場の場所も把握していないと、移動時間がかなりギリギリになる場合がある+移動だけでヘトヘトになってしまうのが要注意ポイント!
#実際、移動を甘くみて場所を無視して一日のセッション計画を立てたところ、夕方に万歩計を確認してみたら20,000歩超えしている日があったり・・・

とはいえ、セッションの会場はある程度トピック別でまとまっているため、テーマを絞ってセッションに参加する場合は、大体会場はいくつかに絞られます。(私が参加したセッションの多くはAustin Convention Center近くにあるJW Marriott、Hilton Austin Downtown、そしてHyatt Regency Austinにまとまっていました。)

JW Marriottは今年からSXSWの会場として提携し始めたばかりらしいですが、かなりの数のセッションが開催されていました。

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内装もとても綺麗で、お水が無料で飲めるので、とても快適な会場でした(お水を入れる水筒は持参です)。 問題点を上げると、部屋によっては狭すぎて、セッション開始の30分前に並び始めても入れない場合が多々あった事。 来年はキャパシティー問題が解決されているとよいですね(^^;)

#ここでのキャパオーバーでGoogleのデザインスプリントに関するセッションや、NASAの火星ミッションに関するセッションにはこれによって参加できず・・・orz

そして個人的には一番印象的だったのが、会場がオースティンの街中を流れるコロラド側を挟んでちりばめられていること。

コロラド川を渡る橋からの写真:

北側・・・ビルがいっぱい建っています。

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南側・・・Hyatt Regency Austinが見えます

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会場の数で語れば圧倒的に川の北側(Austin Convention Center側)にほぼ会場は固まっているのですが、ゲーム系のセッションは川の南側で実施されていることが多く、私は毎日橋を渡る機会があった気がします。

会場間の移動手段

実際の移動手段ですが、やはりロケーションが多いため、想像以上に充実していました。

Austin Convention Center周りは交通止めしている道路も多く、とにかく歩く・歩く・歩く!

移動につかれて休憩中の人が道端や街角で休憩していたりもしました。

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通常の公共機関もあるようですが(市バスやタクシー等)、実際かなりの人に使われていた手段は:

  • SXSW Shuttle(無料)
  • Pedicab(有料)
  • レンタサイクル(有料)
  • Uber/Lyft(有料)

今回は、特に見かける事の多かったハイライトしてある2つにフォーカスをあてたいと思います。

SXSW Shuttleは、メジャーな会場を回るバスで15分後とぐらいに回っていたようです。私自身は一度も乗る機会はなかったのですが、一緒に行ったメンバーの一人は乗りこなしていました。

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Hyatt Regency Austinで見かけた乗り場はこんな感じ。 (上りと下りで乗り場が違ったりするので、どっち方面のバスに乗ろうとしてるのかによって、気を付けましょう。)

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続いて、街中で見かけたPedicab。ドライバーの方は大変そうかつ、下りの坂道ではかなりスリル満点の乗り心地に見えましたが、こちらも移動手段としては大人気!値段は交渉制なので、英語での交渉力に自信ある方は是非お試しあれ。

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あとは、Lyftは現段階ではアメリカの携帯番号がないと申し込めなかったので試せなかったのですが、今回はUberにも度々お世話になりました!

セッション形式

SXSW Interactiveでは複数の形式のセッションがあります。 とにかくセッション数が多いため、興味のテーマで選ぶだけでなく、興味や英語能力次第で自分に合った形式のセッションを選んで回れるのが楽しいところ。 いずれの形式でも、会場の大きさや参加者の人数によって雰囲気はかなり異なります!

SXSW Interactiveでのセッション形式のご紹介:

Keynotes/Featured Sessions

こちらは、「観客は座って観て、スピーカーはステージで話す」形式のセッション。
大きい会場などだとこの形式が多く、世界中のセミナーでもこの形式が主流かと思いますが、SXSWだと意外と少ない形式。

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Panel Presentations

「SXSW Interactiveではこの形式が主流」と公式サイトでも歌われていますが、英語力にそこそこ自信がないと難しいのがこちら・・・
トピックは決まっているものの、パネリストが複数人いる場合アジェンダに沿ったディスカッションになるかどうかはファシリテーター次第。 普段のスピーチ形式ではなかなか聞けない内容を聞くチャンス。

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Core Conversations

スピーカーががソファー等に座りながら、スピーカー同士でカジュアルな会話をしているかのように行われる形式。 参加者に問いかけたり、通常のセッションよりもインタラクティブなのが特徴的で、アットホームな雰囲気のセッションが多かったです。

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Book Readings

会場自体がそこまで大きくなかったこともあってか、この形式もかなりアットホーム。 Creativityやinnovationに関する本の作者が20分で内容についてショートプレゼンをして、セッション後は本にサインしてもらいに行けるという形式。 出版されたばかりの本がほとんどのため、ここで聞いて早速買ってみた!という参加者も結構いました。

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上記以外でも、Workshops/Meet Ups/Mentor Sessions等色々とあるので、興味のある方はとにかく色々と出てみることをおすすめします!

おまけ: Startupのピッチ

日本だとなかなか参加するチャンスがないので、これは是非おススメします。 緊張感の漂う会場・・・入ってすぐ、「ほかのセッションとは何かが違う」と感じます。 プレゼンの制限時間はかっちりと守りつつ、自分のプロダクトについて熱く語るプレゼンターを見て、良い刺激を受けました。(プレゼン後のQAのテンポの速さや、VCならではのツッコミの鋭さも面白かったです。)

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まとめ

  • 会場はオースティンの街中にあるので、セッションの選定は計画的に!
  • セッション形式も色々とあるので、事前に調べておこう

以上、SXSW Interactiveの会場やセッション形式についてでした。