RTCで育児休職を取得、復職して時短×在宅勤務で1年少し働いた話

RTCで育児休職を取得、復職して時短×在宅勤務で1年少し働いた話

はじめに

こんにちは。
リクルートテクノロジーズ(以下RTC) インフラソリューション部の五味です。

今日は私の働き方(時短×在宅勤務)についてご紹介します。

私は現在2歳の息子がおり、RTCで産前産後休暇と育児休業を取得しました。現在は、育児休業期間が明けてから1年と少し経ったところです。

私はRTC内で特別珍しい働き方をしている方ではありませんが、本記事が、この先同じような境遇になる人にとってほんの少しイメージがクリアになるための手助けになれればいいなと思っています。

▼最初は全然余裕なかったなぁ(※写真はイメージです)

選択肢

まずRTCでどういう働き方があるのかについてですが、育児休職明けの場合、働き方については以下の2つの制度が利用可能になります。

・時短勤務(勤務時間を短くすることが可能
・在宅勤務(家で働くことが可能)

RTCで現在、両制度とも子供が小学6年生になるまで利用できる権利があります(やったー)
私はこの2つを組み合わせて利用しています。もちろん、時短勤務のみ、在宅勤務のみといった選択肢も取れます。育児休職期間が明ける前に、今後どんな働き方をしていきたいか上司と面談を行い、その際に相談し決めました。

▼育児休業中の上司との面談は子連れOKでした!ありがたかったー

 

働き方(時短勤務)

まずは時短勤務です。私は週5で10~16時で勤務しています。ただRTCでは既にフレックスタイム制(始業や就業の時間を自分で自由に決めることができる働き方)が導入されているため、明確な出社・退社時間がもともと決まっていません。そのためこの勤務時間の規定は、周囲に対する宣言や勤務マネジメントとしての意味合いがある気がしています。

周りに10時出社の方が多いので、出社タイミングは同じです。毎日9時に保育園へ子供を送り、10~16時に勤務、17時にお迎えに行くという生活です。

また時短勤務にはなりますが、現在の私の職務ランク(これは私の収入に反映される基準です)に応じた役割・仕事は、勤務形態に関わらず与えられます。良くも悪くも、仕事の機会が奪われることはありません。また、逆に緩く働くということもありません。

仕事は変わらずあるものの、私は働くスタンスとして仕事と家庭の両立を目指したかったので、慣れるまでは時短勤務を選択しました。

個人的な想像ですが、おそらく一般的なイメージとして「"リクルート"といえば"たくさん働く!"」と思われる方も多いのではないかと思います。しかし実際は量ではなく成果が重視されますし「自分がどうしたいか、これからどういう風になりたいか」ということを大切にする風土があるため、働き方についてもわりあい柔軟に選択することができます。

▼自分がどうしたい、どうなりたいかを大切に
変わらずフルで働く選択肢ももちろんアリ

 

良かったこと

■生産性が上がったこと
ビジネスマンとして当たり前ですが、就業時間の制約がつくと、出社して仕事をしてご飯食べてまた仕事をして、気がつけば自宅に帰る電車に揺られているため、自分の役割に応じたミッション(仕事)をやるうえで時間の余裕はありません。重要度や緊急度に応じてタスクの取捨選択をするようになりました。

帰宅後に仕事用のスマホを見ることもありますが、仕事時間とプライベートの時間との境界線がモヤモヤするのは嫌なので(仕事は好きな方だけどずっとしたいわけではない)、仕事の持ち帰りはしないようにしています。

■意外と機会は変わらないこと
仕事の機会ももちろんですが、リクルートグループでは社内外問わずたくさんの研修やイベントがあり、受講の機会も与えられます。私は休職前と同様、それらに参加することができています。

研修時間は9時半~17時など、時短の時間枠を超えるものがありますが、事前に主催者側と調整すれば行けるものが多いです。復職後は新しくやりたいことがあるのと、夕方帰宅で体力が残っていることもあり、読書の時間も増えました。また自分のアウトプットの練習も兼ねて、学んだことはチーム内にフィードバックしています。

働き方は大きく変わりましたが、育児や時短により何かを無理に諦めて働くという感覚はなく、頑張り方、力のかけ方や方法が変わっただけで、結果的にできることはたくさんあったことが良かったです。(ただどうしても飲み会や海外のカンファレンスへの参加は難しい・・・数年後行きたいな)

■ゆっくり慣らせたこと
保育園には0歳児クラスのころから子供を預けています。0歳児クラスからでないと保育園に入れる見込みがなかったこともありますが、私自身が働きたいという気持ちがあったこともあり、早めに復職しました最初のころは、保育園に送る際にまだまだ小さい息子が泣く姿を見て、「まだ生まれて1年も経ってないのにごめん」と本当に申し訳ない気持ちになりました。

ただ時短で比較的遅くの時間に預けて夕方にはお迎えに行けたので、新しい環境に子供をゆっくりと慣らすことができたことがありがたかったです。(そう考えることで罪悪感を感じづらくなったのかもしれませんが)

▼人の子だと泣き顔も可愛いねと眺められるけど、自分の子供だとそうはいかない

 

困ったこと

■急な対応ができない
帰宅前になって「あとちょっとやろう」「今から処理しないと」という対応はできません。帰宅時間直前にすぐ対応しないといけない書類などが届くと、チームの方にお任せすることがあり、申し訳なかったです。こうしたことについては、嫌な顔せず(私にはそう見えています)対応してくださったチームの方に非常に助けられました。

■参加できるイベントの総数は減る
上で言っていることとやや相反しますが、研修などは参加できているものの、勉強会のような無料イベントだと夕方から開催されることが多く、行きたいと思っても参加できないものが増えたことは事実です。リアルタイムでオンライン配信されていることもありますが、夕方に子供の相手をしつつ動画視聴をするのは難しいので、参加できるものの総数は減りました。

▼社内勉強会は特に業務調整がつきやすい夕方に開催されることが多いですね
参加する人の大半のことを考えると仕方ないと思っています

 

働き方(在宅勤務)

在宅勤務は、金曜を在宅勤務の日と決め週1で実施しています。週1しか不可、などの規定があるわけではありません。午前中だけ、または子供が病気の時に在宅勤務する、など自分で働き方を選択し申請します。

RTCの場合は、リモートワーク(どこで働いても良い)ではなく在宅勤務ですので、あらかじめ申請した自宅の中でのみ働くことが認められています。

よかったこと

■コミュニケーションには困らない
これについてはVDIとコミュ二ケーションツールの恩恵を受けています。

VDIはVirtual Desktop Infrastructure(仮想デスクトップ基盤)の略称ですこれにより社内で使っているPCと同じ環境が社外でも再現可能となり、社内の共有フォルダに問題なくアクセスしファイル閲覧や編集を行うことができます。そのため、在宅勤務中の資料作成やレビューにも困りません。

また社内コミュニケーションツールはTeamsやSlackなどがありますが、私が所属するグループではTeamsをメインで使っています。

TeamsはOffice365に含まれている、Microsoft社が提供するチャットアプリです。主な機能は、以下のとおりです。(Microsoft社HPより引用)

・チャット
・通話/ビデオ会議
・ファイルの共有/共同編集
・ツールの連携

チーム内の課題管理の進捗や各種レビュー依頼などの際には、Teamsのチャット上でコミュニケーションを進めます。よって社外にいるからといって、大きなコミュニケーションギャップは生まれづらくなっています

VDI×Teamsのツール活用については、また別の機会に書きたいと思います。


■時間の有効活用ができる
在宅勤務の場合は、通勤時間を家事にあてることができます。「家事なんていつでもできるじゃないか」と思われるかもしれませんが、1時間でも、子供がいない家で自分の思うがまま家事ができる楽さといったら・・・。

▼食材配達の受け取りができることも地味に嬉しいです

 

困ったこと

■ビデオ会議の音
正直あまり在宅勤務で困ったことはありませんが、ビデオ会議の音で困ることがありました。

会社側の打合せ開催場所がフリーの打合せスペースだったこともあり、たまたま実施時間と近くの自動販売機の補充の時間が重なりました。「それで・・・(ガラガラガラ)」「ここが(ガラガラガラ)・・なんだよ」となかなかの音量です。
誰が悪いわけでもなかったので("聞こえにくい""と言うと後ろで飲料を補充している人に聞こえたら申し訳ない気がした)、1時間、耳に集中するという時間が何というか、なかなか、なかなかでした。

▼誰も悪くなかった

ただこれは過去に1回だけ起こったことなので、実質困ったことはありません。

 

制度は利用しやすいか

結論としては、利用しやすいです。これが個人的には非常に恵まれていると感じているポイントです。

ありがたいことに、制度を取りにくかったり働きにくいと感じたことがないのです。多様な働き方を受け入れてくれる企業文化があるのと、同じような境遇の(近い年齢の子供がいる)方が多いことも手伝ってか、否定的な声や雰囲気によって制度の利用に躊躇いを感じてしまうようなことはありませんでした。

保育園に入ってから、特に最初の頃は子供の体調不良が続きました。時短で在宅勤務の中さらにお休みをいただくことが続きましたが、周りの方は、「最初はそうだよね」「しばらくしたら落ち着くよ、大変だよね」と言ってくれる方ばかりでした。
勤務当初は、久しぶりに働いたことによる焦りや、時短勤務によりチームメンバーに助けてもらうことへ罪悪感がある中だったので、とてもありがたかったことを覚えています。

 

最後に

ここまで、個人的な働き方の話をさせていただきました。
私は、産前産後休暇や育児休業取得前にはRTCを「まあ働きやすい普通の会社」くらいに思っていましたが、子供ができてからは「いい会社だわぁぁ」と思うことが増えました。(個人的な意見です。笑)

制度はもちろんですが、色々な働き方が許容されていること、加えて周囲の雰囲気や企業文化に助けられています。特に自分が所属しているグループの方々には、感謝しかありません。自分が誰かにしてもらってありがたかった事を、その人達や、また違う経験をする周りの人達に返していけるようになりたいと思っています。

最後までお読みいただきありがとうございました。