リクルート・プロデザ室メンバーがコメント_「PdMが今期読んでよかった本」編 夏夜に読む本①
リクルート プロダクトデザイン室
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リクルート プロダクトデザイン室(プロデザ室)のnote事務局です。
夏ですね。いかがお過ごしですか?
突然ですが、今日から5回にわたって「夏夜に読む本」の記事をお届けしたいと思っています。具体的には、プロデザ室のメンバーから募った"推し本"と"こんな人におすすめ"を5つのテーマ別にまとめてご紹介する予定です。
日が長い今だからこそ、
旅のお供に。喫茶店の一角で。たまには夜更かししがてら。
初めて出会った本と時を過ごしてみる夏はいかがでしょうか。
今日のテーマは「PdMが今期読んでよかった本」
全5回、4つのテーマで"推し本"をお届けします。
① プロダクトマネージャーが今期読んでよかった本
② デザインディレクターが今期読んでよかった本
③ 漫画だけど仕事に活きる本
④ その他、面白かったおすすめ本(その1)
⑤ その他、面白かったおすすめ本(その2)
①②は、③④⑤よりも仕事・業務に役立ったもののセレクトです。
ちなみにプロデザ室を構成しているのは以下の3職種となっています。
プロダクトマネージャー(=PdM)
デザインディレクター(=DD)
クライアントサクセス(=CS)
それでは!
以下、おすすめ本の紹介になります。プロデザ室メンバーのリアルなコメントもあわせてお楽しみください!
本題|今日の一冊を探す
『A/Bテスト実践ガイド 真のデータドリブンへ至る信用できる実験とは』
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経営層やリーダー、データサイエンティスト、エンジニア、アナリスト、プロダクトマネージャーなど、企業の全関係者を対象として、その概念から実験を実施するためのプロセス、よくある落とし穴、オンライン実験をスケールさせるために必要なことまで、A/Bテスト、コントロール実験の詳細を解説する。Google, Amazon, Microsoft, LinkedInなどで実際に実践された経験から得られた教訓や落とし穴などがふんだんに盛り込まれており、データ駆動型の文化の確立、科学的な意思決定に必要なスキルを獲得できる。
A/Bテストを実践している人/実践したい人におすすめ。その理由は?
プロダクトの改善に必要不可欠なA/Bテスト。リクルートでももちろん実践されていますが、テスト設計や分析の正しいやり方を体系的に学ぶ機会って意外となかったりしませんか?
結構専門的な内容もありますが、必要な箇所を掻い摘んで読むだけでも役に立ちます。この本読んでおけばバッチリ!って思いました!
By:tantot・元『カーセンサー』プロダクトマネージャー・夏といえばビール
『This is Lean 「リソース」にとらわれずチームを変える新時代のリーン・マネジメント』
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本書では「フロー効率」という画期的な視点を導入することで、組織とチームを圧倒的に「リーン」にする方法を紹介している。多くの経営者やマネジメントがリーンのことをコスト削減だと考えているが、それは誤っている。
顧客志向になることが、リーンの本筋であり、真の効率化へと至る結論である。デジタルトランスフォーメーションに代表されるような組織・チームの効率化が求められる中、本書はその王道を歩む方法を提示している。
とくに
・新規事業開発担当者
・既存事業を立て直したいマネージャー
・DX担当者
・スタートアップのリーダー
・組織の新陳代謝を促したい経営者
にとっては組織で実践できるリーンのエッセンスが凝縮された、目から鱗の必読の一冊。
「リーン」「アジャイル」etc…実は分かっていないかも、な人におすすめ。その理由は?
「リーン開発」「Lean UX」など、「リーン」という言葉はよく聞くけれど、ちゃんと知りたいと思った時に、この本は「なぜリーンが優れているのか?」を非常にわかりやすく説明してくれてます!キーワードは「二次ニーズ」。自分の仕事のやり方は本当に効率的か?と問い直す視点も得られました。
By:tantot・元『カーセンサー』プロダクトマネージャー・スイカ割りもしたいこの夏
『世界一やさしい問題解決の授業』
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大きな問題でも難しい問題でも、小さく分けて考えれば、必ずとっかかりが見えてきます。世界最高峰の経営コンサルティング会社で教えられている「問題解決」の考え方を、身近なストーリーと素敵なイラストで中高生にもわかるように解説。自分のアタマで考え、行動する力が自然と身につく本。
課題の構造を整理して考えたい方におすすめ。その理由は?
業務の中で、課題は何で、課題が生まれることでどんなことが発生するのかを考える機会がありました。そんな時に先輩からこの本を教えてもらい、課題の見つけ方から課題の細分化の仕方まで理解することができました。
中高生にも本当にオススメです。
By:たじ・『SUUMO』プロダクトマネージャー・夏休みは涼しいことをするに尽きる
『プロジェクトマネジメントの基本が全部わかる本 交渉・タスクマネジメント・計画立案から見積り・契約・要件定義・設計・テスト・保守改善まで』
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チームで仕事をするには欠かせないプロジェクトマネジメント(PM)。
一般的なビジネススキルであるにもかかわらず、多くの人が我流で進めた結果、数々の失敗を経験しています。その理由は、基本を正しくおさえられていないからです。そこで本書では、なにを対象としたどのような規模のものであっても活用できるPMの基本スキルを丁寧に解説します。プロジェクトマネージャー一筋22年の著者・橋本将功がこれまで経験した失敗から学び得た全知見を注ぎ込み、体系化しました。B to C・B to Bの両業態から、ITプロジェクトをはじめとしたさまざまな業種まで、PMスキルを大幅に底上げする知識と実践方法が惜しみなく公開されています。
とくに
・新規事業やDXに携わるマネージャー
・受託プロジェクトのマネージャー
・PMの基本を学び直したいビジネスパーソン
・プロダクト開発に挑戦するスタートアップの経営者、エンジニア、デザイナー
にとっては必読の一冊でしょう。
プロジェクトマネジメントを体系的に学びたい方におすすめ。その理由は?
自分は社内異動したのですが、異動直後にプロジェクトを円滑に進めるために読んでみました!プロジェクトを進めていくにあたり、おさえておくべきポイントが網羅されています!
By:ナルサ・『Airレジ オーダー』プロダクトマネージャー・痩せるぞ!(宣言)
『仮説思考』
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仕事の速さ・出来栄えを決めるのは何か? それは「分析力ではなく、仮説である」と著者は説く。ボストン・コンサルティング・グループでの20年の経験から、コンサルタントの必須能力である「仮説思考」を解説。
新規事業・サービスに携わる人から、施策エンハンスをする人まで。すべての人に役に立つと思います。おすすめの理由は?
本嫌いな自分がほぼ唯一定期的に読み返している本です。不確実なことばかりの世の中で、「仮説」を持つことの大切さ、仮説をどう扱うべきか、それをどうやって確実なことにしていくべきか、が書かれています。「100%保証されていないこと≒仮説」を信じて進むのは怖いと思ったこともあったのですが、この本を読んでから考え方が変わり、今では仮説を立てて、検証していくことを楽しめるようになりました。
By:こまどり・『ゼクシィ』プロダクトマネージャー・シェア本棚で書店はじめました
『多様性の科学』
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経営者からメディア、著名人までもが大絶賛!なぜグッチは成功しプラダは失敗したのか。なぜルート128はシリコンバレーになれなかったのか。オックスフォード大を主席で卒業した異才のジャーナリストが、C I A、グローバル企業、登山隊、ダイエットなど、あらゆる業界を横断し、多様性の必要性を解き明かす。自分とは異なる人々と接し、馴染みのない考え方や行動に触れる価値とは?
プロダクトづくりの視野を広げたい人におすすめ!その理由は?
様々な顧客心理を知る上で、そして顧客心理というものを知る上で、人の幅の広さ・狭さを感じるのに良いきっかけになる一冊です!
By:たかちゃん・『Air ワーク採用管理』プロダクトマネージャー・筋トレがんばります
以上、「夏夜に読む本」Day1のおまとめ便でした。
Day2は「デザインディレクターが今期読んでよかった本」編です。
お楽しみに!
お知らせ|プロデザ室は仲間を募集しています
プロダクトデザイン室の募集情報は〈こちら〉のサイトからご確認いただけます。ぜひご一読ください☆
https://blog.recruit-productdesign.jp/
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それではまた、よき1日を~
note事務局