リクルートライフスタイルMeetup#7レポート
平塚 迪久
こんにちは。CETチームでデータエンジニアをしている平塚です。
先日開催された「RLSMeetup#7 プランナー・サイエンティスト・エンジニア三位一体!年間十数億稼ぐチームの舞台裏」のレポートをお届けします。
今回は、前回のMeetUpのテーマ『データ活用』の第二弾として、データプランナー・サイエンティスト・エンジニアが一体となって事業に取り組んでいるデータエンジニアリンググループ(CETチーム)から、データ活用における取り組みの様々な側面をご紹介しました。
※CETチームについては過去記事もぜひご一読ください。
リクルートライフスタイルのデータ系組織
最初は、データエンジニアリンググループのグループマネージャーの大石から、組織体制についての発表です。
本チームはリクルートライフスタイルのデータ活用組織の一つであり、複数の事業領域の案件においてプランナー・サイエンティスト・エンジニアが密に協力し合う体制を築いています。
そんなリクルートライフスタイルの会社紹介に始まり、本チームのミッションやメンバー構成、人材要件など組織の概要についてお話ししました。
利益を生み出すAnalytics Team のあり方
二番目は、データプロダクトストラテジストとしてビジネスサイドのマネジメントや分析のリードを務める前田から、チームの変遷についての発表です。
データ活用施策において必須となる分析や振り返りの各プロセスで、Tableauを始めとするBIツールや、DataRobotなどの外部サービスを積極的に活用しています。
それらのプロセスの説明に加え、本チームの設立から今に至るまでの成果や、その組織構成、これまでのアンチパターンなども紹介し、データ組織づくりに関心のある方々から好評を頂いていました。 一方で、懇親会では「案件の優先順位はどうやって決めているの?」「A/B Testing のモニタリング方法は?」など、より実践的な内容に関する質問もいただきました。 次の機会があれば、このあたりにも触れたいと思います。
大規模案件でデータサイエンスチームを活躍させる取り組み
三番手は、データサイエンティストの中核として、分析や開発からマネジメントまで幅広く担当する大原から、データサイエンスチームの取り組みについての発表です。
リクルートライフスタイルには多くの優秀なデータサイエンティストが在籍していますが、サイエンティストは各個人で案件を回すだけでなく、組織的な協業もしています。
大規模案件において複数のサイエンティストが活躍する場をどうやって整えたのか、その取り組みの試行錯誤が詳細に語られました。
一人三役、一気通貫でデータ活用するエンジニアリング
その次は私が担当したセッションで、データ施策のプランニングからA/Bテスト・本番反映そして振り返りまで含めた検証サイクルについての発表です。
本チームではデータ施策のプランニングから振り返りまでの一連の流れを一気通貫で行える環境を整えています。
エンジニアリングを使って、どのように施策の仮説検証サイクルを回しているかについてお伝えしました。
高速な案件サイクルを支えるデータ基盤 その実践例
最後は、データエンジニアとしてチームのデータ基盤を支える田村から、チームの成果を支えるエンジニアリングについて発表です。
リクルートライフスタイルでは、AWS / GCPといったクラウドを積極的に活用しています。
数々の施策を支えるデータ基盤の中から、どのようなシステムを構築・運用しているのか実践例をいくつか紹介しながら、成果につながるエンジニアリングのポイントを共有しました。
終わりに
リクルートライフスタイルには、事業を支える多様なデータ組織があります。
とりわけ今回のMeetUpでは、事業貢献に密接に結びついたチームの組織体制とその成り立ち、データサイエンスやエンジニアの事例について紹介しました。
弊社からの発表後の懇親会では、リラックスした雰囲気で参加者同士の活発な情報交換が行われました!
なお、懇親会でお話しした会社と、後日、合同勉強会を開催することになりました。こういった出会いがあるのもMeetUpならではかなと思います。
以前にも増してデータ周りの環境は整ってきたので、今後もより一層データを活用して皆さまに『まだ、ここにない、出会い。』をお届けしていきたいと思います!
この環境でデータ活用をしたいプランナー・サイエンティスト・エンジニアの方がおりましたら、ぜひ一緒に働きましょう!