リクルートライフスタイルMeetup#3レポート
山田 雄
こんにちは。データ基盤の構築、運用をしている山田(@nii_yan)です。
先日「RLS Meetup #3 売上を上げるためのデータ×エンジニアリング」が開催されましたので、こちらをレポート致します。
リクルートライフスタイルではデータを扱う専門の部隊としてデータマネジメントグループというグループが作られています。
データマネージメントグループの中では、データプロデュースチームとデータ基盤チームに分かれていてそれぞれ
* データを使った施策を行うチーム
* データを集め、提供するチーム
と役割が分かれています。
今回のmeetupではデータプロデュースチームから1名、データ基盤チームから1名それにグループのマネージャーから組織に関する発表と3名から発表がありました。
それぞれ見ていきたいと思います。
売上に効くデータ組織
まずはグループマネジャーの井原からの発表です
- なぜデータマネージメントグループは存在するのか
- どのようにして会社の利益に貢献するのか
- 施策の事例
- 組織を作る上で気にしていること
などが話されました
データマネージメントグループが経営上求められることは、データを使って利益を伸ばすことです。
それを実現するためにデータ基盤を作るチームと、データを使うチームをあえて同じグループに置いた組織を作り、PDCAを高速に回せる環境を整えています。
データ系の話を聞ける機会は多いですが、組織のマネージメントをどうしてるかを聞く機会はなかなか無いと思うので貴重な資料かと思います。
データプランナーによるデータ系施策について
続いてはエンジニアからデータプランナーにキャリアチェンジした本庄からの発表です
- データプランナーとは何か?
- データプランナーの課題
などが話されました
データプランナーとは「データを武器に課題解決をする人」です
データプランナーが弊社でどのように活躍しているか、実際の事例を交えて聞けたのでデータプランナーのイメージがつきやすかったかと思います。
データプランナーという言葉はまだまだ世の中に浸透していない気がしますが、これからとても注目されるようになると思いますので、みなさん是非今のうちに知っておいてください!
リクルートライフスタイルの売上を支える共通分析基盤
最後に私が話したセッションになります。
最初に最近はまっているカップ焼きそばの話をしたらそこを写真に撮られ、完全にデータと関係のない感じになってしまいましたw
発表の内容としては
- リクルートライフスタイルの分析基盤はどのように作られているか
- 分析基盤を続けていく上で気をつけないといけないとこはどこか
などを中心に話をさせていただきました。
現在リクルートライフスタイルでは
Redshift,Netezza,TreasureData,BigQueryなど複数のDWHを組み合わせて基盤の構築をしています。
なぜクラウドとオンプレを組み合わせているのか、どのようなデータパイプラインで構築されているのかはもちろんのこと、社内で分析基盤を続けていく上での気をつけないといけないことなど、今後分析基盤を構築しようと思っている方には役に立つ部分もあるかと思いますので、是非見てもらえたらと思います。
発表の後は参加していただいた方たちと懇親会が開催されました。
個人的に好きなカップ焼きそばを持ち込み、みなさんに食べていただけて好評だったのが嬉しかったですw
最後に
リクルートライフスタイルでは提供してるサービスも多いので、非常に有用な大量のデータが集まっています。
これらのデータを集める基盤を一緒に作りたい方、データ系の施策を回したいという方、まずはデータ周りについてもっと詳しく聞きたいという方、是非とも募集中ですので、ご連絡いただけたらと思います。