ディベロップメントデザインユニット エンジニア合宿レポート
木村 彩
人事部 IT人事グループの木村です。
今回は、ネットビジネス本部 ディベロップメントデザインユニット(以降DDユニット)で実施されたエンジニア合宿についてレポートいたします!
当ユニットは、リクルートライフスタイルの運営しているプロダクトの設計・開発全般を担っている組織で、主にじゃらんnet、ホットペッパー グルメ、ホットペッパービューティー、AirレジなどのWebサイト/スマートフォンアプリのUXデザイン、及び企画ディレクション、エンジニアリングを担当しています。
今回、私たち人事部 IT人事グループは、運営事務局として参加してきました。
DDユニット初のエンジニア合宿。1泊2日の様子をご紹介します。
"開発合宿ではない"ワケ
エンジニア合宿と言うと、「ハッカソン」「開発合宿」……をイメージしますが、
今回の合宿での開発はゼロ!
PCも使わず、班ごとに分けられたテーブルに置かれているのは、
模造紙と付箋とペン(……とお菓子)だけ。
そうです。今回の合宿は、エンジニア合宿と言っても、
サービス企画や開発をゴリゴリ行うものではありません。
合宿の目的は、組織の横のつながりを強めること。
前期より、エンジニアを中心とした中途採用を積極的に進めたことにより、
DDユニット組織は急拡大。今期は、より一層の組織スケール拡大に向けて、
- グループ、ユニットを越えた人と人のつながり
- 技術的知見のたて・よこ・ななめの共有
を強化していくことの重要性が増してきました。
今回の合宿は、その第一歩。
「コミュニケーションにウェイトを置いた研修形式で、
まずはグループの枠組みを超えた知見共有ベースを作りたい」
そんな想いから、社員それぞれの組織に対する期待感や課題を吐き出し、
上司部下関係なく議論する。
「RLSの開発組織をどうしていきたいか?」
DDユニットに属する個人それぞれが、自分自身の解を出すことが合宿の最終ゴールでした。
会場はココ!
会場はこちら。ジムやスポーツ施設、BBQ会場も設備されて、素晴らしい会場でした!
フォレスト・イン昭和館
1日目 ~議論白熱!!DDユニットの良いところ、悪いところ~
お昼を食べて、会場に集合。研修は14:00から開始しました。
なんと!遅刻者1名のみ!!キセキっっ!(笑)
研修1日目のテーマは、
- DDユニットで働いていて良かったと思うことは?
- DDユニットが抱えている問題は?イケてない部分は?
グループを越えてランダムに作られたチームで議論を進めます。
それぞれの想いや組織の課題に対して、
グループや上司・部下の垣根を越えて意見をぶつけ合い、
会場全体が真剣な空気に包まれました。
研修の最後には、DDユニット長の東(あずま)が、
「DDユニットの今と1年後の未来」について、参加者全員にメッセージを送りました。
エンジニアがネットビジネス本部のメインストリームになっていく未来図、そして、拡大する組織の中での役割。参加者のみなさんは、それぞれの立場で、またそれぞれの想いや意味を持って受け取ったのではないでしょうか。
合宿の本命 BBQ!!
大真面目な研修のあとですが……実はこっちが本命!!(笑)
グループの枠組みを越えて議論した後なので、
今まで話したこともなかったメンバーともお酒を飲んで盛り上がれる貴重な機会だったようです。
BBQの中盤では、新卒のみなさんが企画してくださったコンテンツでさらに盛り上がりました!
合宿後のアンケートの中でもこのBBQへの感想が一番多く、今まで関わったことのなかったメンバーとの交流の場は、今回の合宿の中でも最も重要な機会の1つとなりました。
2日目 ~合宿総まとめ~
研修2日目。いつもの出勤時間よりも早い集合時間……。
この日も、奇跡的に時間通り全員集合!!(笑)
合宿の総まとめとして、1日目の振り返りをした後、
「DDユニットをもっといい組織にするためには?」
をテーマに、一人ひとりのウィッシュポエムを作成します。
最後は輪になって、DDユニット全員に向けて、
これからの自分の目標と2日間を通した感想を発表しました。
おわりに
2015年4月の時点では、わずか十数人だったエンジニア組織ですが、
今では、エンジニアだけでも約50人、DDユニット全体でも約70人の大所帯となりました。
今回の合宿を通して、この小さな、ベンチャー企業みたいに変化に富んだ組織には、
これから取り組まなければならない課題がたくさんあることを、改めて認識する機会となりました。
一方で、それぞれが抱いている想いや意見は、実は隣にいる仲間も感じていることだったり、
身近な課題は、自分たちそれぞれの行動一つで変わることだったり、たくさんの気づきを得る機会でもありました。
「組織の横のつながりを強めること」
グループ、ユニットを越えた人のつながり、技術的知見の共有の強化に向けた小さな一歩ですが、
一人ひとりが圧倒的な当事者意識を持って、組織に向き合う大きなキッカケになったことは間違いありません。私もIT人事グループの一人として、DDユニットの拡大と成長に携わりたいと強く感じた2日間でした。