組織で実現するUX ~アナリティクス編③~
近藤 順哉
こんにちは。サービスデザイン部 ウェブアナリティクスグループ(WAG)の近藤です。
本日は、WAGのアナリストに求められることのご紹介と、我々の日々の業務を簡単にご紹介したいと思います。
リクルートテクノロジーズのアナリストに求められることは?
一言で言うと、「各事業会社とともに事業サービスを圧倒的に成長させること」です。
その中での自身の役割として、アナリストとして分析に特化することもあれば、プロデューサー/ディレクター的な立ち位置で、企画の立案から施策推進まで担当することもあります。
業務範囲の広さや深さは組織の要請や本人の意向によって柔軟に対応しているため、一概に役割を定義することは難しいです。
ただどのような役割であっても共通しているのは、「事業会社の受託として一歩引いて接するのではなく、あくまで事業の”主体者”として関わる」ということ。
事業会社に兼務を付け、事業KPIに責任を持つ。
事業会社の人格として「本質的な課題は何か?その課題をどう解決すべきか?」を真剣に考え、時には関係者間のハードな折衝を行いながら力強く推進することが求められます。
中長期的なR&D
また、事業サービスの成長のために日々尽力する以外にも、先進技術やサービスを使って、数年先の未来に向けたR&Dも行っています。
まずは、"こういう世界を実現したい"という絵を描き、何を使ってどのように実現するか、の解像度を上げていく。ある程度形になってきたら、どこかの事業と一緒に実験しながら更に磨きこんでいく。物事を見る角度や高さ・範囲などが日々の業務とは違うので大変ですが、とても刺激的です。
私自身もある事業において、マーケティングオートメーションを活用して、One-to-Oneのおもてなし実現に向けた施策推進を行っています。
対面の店舗と違ってお客様の表情や行動が見えないぶん、お客様の来訪の目的や嗜好性・検討時期・商材への理解度などを様々な行動データから推察し、適切な情報を適切なタイミングでお知らせすることを模索しています。
私はWAG以外にもデジタルマーケティンググループ(DMG)を兼務しているので、両方のグループで培ったスキルを組み合わせて、お客様へのおもてなしの実現に向けた施策を検討・推進中です。
最後に
少しはWAGのメンバーの業務がイメージできましたでしょうか?
今回ご紹介した内容は、あくまで私の業務の一例です。私以外のメンバーも、たくさんのデータとその先にいるお客様に向き合って、様々な挑戦をしています。
現時点でアナリティクスに自信がある方にも、これから伸ばしていきたいと考えている方にも、どちらにも満足できる環境が用意されていると思っています。
新しい取組みに一緒に挑戦してくれる方をお待ちしています!