こんにちは。ATL調査隊です。今回は、中国郵政という会社がTOMグループと共同して提供する郵楽网というサイトのお話です。

中国郵政（zhongguo youzheng/ヂョングオヨウヂェン）－http://www.ule.com/－と香港TOM グループが共同出資して設立したeコマースサイト「郵楽网（youlewang/ヨウレァワン）」が、1億1千万アメリカドルの融資を受けることを正式に発表した。また、今回の投資を通して、郵楽网の企業価値は8億3千万アメリカドルに到達したことがわかった。

データの示すところによると、2013年の第4四半期、郵楽网にて買い物をするリピーターが66%を占め、自己商品の売買における、一取引あたりの平均取引額は448人民元で、業界水準を上回っている。これが戦略的投資を狙う投資家たちをひきつけるのだ。

中国郵政とTOM グループが2010年8月に設立した郵楽网は、O2Oを実践するeコマースであり、その登場以来、はやい発展速度を保ち続け、販売規模の倍増を遂げた。データによると、2013年末、郵楽网の規模は14億3千2百万元に達し、その成長幅は175％であった。

昨日、中国郵政とTOM グループは今回の投資者について発表せず、投資者が特に中国郵政の郵送サービスなどのオフライン下での強大なバックグラウンドとTOM グループのオフ・オンライン、モバイルインターネットそしてeコマースにおける卓越した技術と豊富な運営経験を重視しているとだけ発表した。

業界内では、今回の郵楽网への融資は、豊富で強大なオフライン下でのサービス網を活かして、全力でeコマース市場を突き進み、郵楽网を、１）インターネット市場と日常生活の一体２）オン・オフライン、そして、モバイルサービスの融合３）中国郵政だからできるeコマースサイトとする、というモデルチェンジに中国郵政が重点を置いていることを特にあらわしている。

現在、郵楽网は都市の富裕層向けの「優良農作物市場」の設立し、政府企業・事業組織向けに、政府中央の「公開・公平・公正、品質優先・価格優先」を謳う「陽光采購（yangguang caigou/ヤングァンツァゴウ）」の要求に沿って、中国郵政の経営システムの優位性を発揮し、郵楽网に地域特定売買ページも設立した。さらに、金融・電気通信・保険・航空会社などの企業ユーザー向けには、ポイント交換及びポイント支払運営サービスなどを提供している。

引用元：邮乐网获1.1亿美元融资 打造邮政转型平台