Dropboxで楽しくできる様々なビジネス ~Dropbox to allow users to mix business with pleasure~

こんにちわ。ATL調査隊です。今回は、ちょっと古い記事になりますが、Dropboxのビジネス向けの記事の訳になります。

Dropboxで楽しくできる様々なビジネス

ビジネスユーザーはクラウドストレージの利用で仕事(work)と個人(personal)アカウントを一つに


【サンフランシスコ】クラウドストレージ提供企業のDropboxは今週水曜にビジネス向けのDropboxの再構成、つまりビジネスユーザーが個人アカウントとビジネスアカウントをまとめる事ができるようになることを発表した。

"消費者向けのバージョンとそれとは別に企業向けのバージョンがDropboxにはあると一般的には思われているが,それはまったく検討はずれだ。" とドリュー・ヒューストン最高経営責任者は報道イベントで語った。

来年早々に公式に起動されるこの製品の新しいバージョンでの通知は"personal(個人)"または企業名で表示される。IT管理者たちは仕事のアカウント内の様々な要素を、ユーザーが個々のデバイスでアクセスできるかどうか、また誰と作業ファイルをシェアできるかに関わらずコントロールする事ができる。

その他にもこの製品において注目する点がある。例えば,カメラアップロード機能から写真が加えられると、自動的にパーソナルアカウントに移動する。そして、もし従業員が会社を辞めるとすると、IT管理者は遠隔でその人のアカウントを削除、または他の従業員にファイルを転送することができる。

ヒューストン最高経営責任者によるとDropboxは4,000,000以上の事業で既に使用されていて、Kayak、National Geographic、BCBGなどが挙げられる。また、彼はフォーチュン500(アメリカのフォーチュン誌がリストの一つで、全米上位500社がその総収入によってランキングされる)の97パーセントに上る企業がそのサービスを使用していると述べている。ヒューストンは会社の状態についての統計も少しばかり吐露した。1日だけで2百万人以上のユーザーが10億個以上のファイルを保存している。

クラウドストレージ空間は思い掛けないカテゴリーとして最近過熱している。先週、ロイター通信社がDropboxと好敵手の関係にある企業向けストレージ提供会社の「Box」が2014年度のIPO(新規公開)を通して、同社を牽引してもらうため投資銀行三社を選んだと発表した。 

Dropboxも同様にビジネスの幅を拡張している。先週、新設会社の「Sold」をDropboxが取り込んだというニュースが届いた。現在、「Sold」自体は閉鎖を視野に入れているが、元々、オンラインでの商品売買、値段設定の手順、取引、配達、そして支払いの操作を利用者がもっと手軽に行えるためのオートメーション化を目的としていた。

DropboxとBoxはオンラインでのバックアップサービスを主とする二大クラウドスレージ会社。Boxは元来、個人レベルでの事業展開を行っている顧客を対象としているのに対し、Dropboxは消費者向けのサービスからスタートし、企業向けのサービスを2011年から始める事によって成長した。Dropboxの方が収益の規模、市場シェアの観点では格段に大きいが、Boxにおいては無料で使用できる容量が多い(最大5GB)。双方ともインターネット上で使用でき、Linux、Mac、Windows、及びiOSやAndroidの携帯アプリに対応している。

引用元:Dropbox to allow users to mix business with pleasure