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こんにちは、リクルートの海外採用プロジェクト担当の黒田です!多様なバックグラウンドを持つ社員が在籍しています。
その中でも、今回は「海外大学出身社員」にフォーカスしました!
海外大学に通う学生の皆さんからも、「どんな先輩がいるの?」という声をよくいただくため、第一弾として、 海外大学卒業後リクルートに入社し、現在自動車領域でプロダクトマネージャー(以下、PdM)を務める入社2年目のWang Chromeさんのお話をお届けします!

プロフィール
Wang Chrome(新卒入社/2年目)
カリフォルニア大学ロサンゼルス校 (University of California, Los Angeles)理学部を卒業後、2023年11月、 リクルートに新卒入社。入社以来一貫して、『カーセンサー』のアプリのグロースを担当。2025年4月よりプロダクトの戦略検討を行う部署を兼務し 、新戦略の検討に携わっている。
学生時代はどんなことをしていましたか?
中学生くらいの頃に遺伝子学に興味を持ったことがきっかけで、理系、特にAIや生物、創薬を学びたいと思い、 大学時代はバイオ関連の研究をしていました。具体的には、肥満や糖尿病といった遺伝性の病気について研究したり、バイオ研究室で遺伝子に関するデータ分析手法などを学んだりしていました。
しかし、研究を進める中で、かけられる予算の少なさや、持続可能な研究を行うことの難しさを知り、自分自身は研究をする側ではなく、医療産業全体を発展させることのできる人になりたいと思うようになりました。手始めに学生時代も、糖尿病患者のための寄付金集めのサイトを立ち上げ、 実際に研究資金として寄付をするなどの活動を行っていました。最終的に大学院進学か就職かは迷いました が、 まずはビジネスを学びたいと思い、 就職を決意しました。
なぜリクルートに入社しましたか?
学部で自分が専攻していたことの延長でアメリカでの就職も考えていましたが、大学3年生の秋に大学でリクルートが開催していたイベントに偶然参加したことが、最初のリクルートとの接点でした。その時、社員との話しやすさや空気感が面白いと感じたのを 覚えています。
そこから 選考を受けることになったのですが、面接の過程でも他の会社と違い 、自分の所属大学や学部といった「ラベル」ではなく、「自分自身がどういう人間であるか」にしっかり向き合ってくれたことはとても印象的でした。加えて、将来ヘルスケア部門で何かしらのビジネスに関わりたいと思っていた私にとって、ここでならビジネスパーソンとしての実力を身につけられそうだと感じたこと、さまざまなマーケットに対峙できることも魅力的に感じました。
とはいえ、一番の決め手は社員と話す中で感じたカルチャーマッチだったなと思います。

入社して感じた、リクルートらしさとは?
フラットなカルチャー
先ほども決め 手だったとお伝えした「カルチャー」は入社前後で全くギャップがありません 。
海外で生まれ育った私は、いわゆる日系企業のイメージとして抱いていた「年功序列で礼儀を非常に重んじる」カルチャーに少し不安を覚えていました。フラットに気軽に相談できる環境や、年齢関係なく真っ当にディスカッションができるような環境で働きたいなと思っていましたが、 今働いている環境はまさにその通り!というような職場です。Vice President(以下VP)とのやりとりも含め、言いたいこと、聞きたいことを何でも話し合える環境です。
自らのキャリアも含め、可能性を感じる会社
実はこの1年、何の苦労もなくご機嫌に働くことができていたわけではありませんでした。日本という新しい環境、始まったばかりの社会人生活で、何ができるのか、この先どうなっていくのかが見えづらく少し悩んでいた時期があったのですが、その時期の乗り越え方にもリクルートらしい点があったなと感じます。
具体的にはメンターやグループマネージャー(GM )との対話です。「上司」というと仕事の付き合い、仕事の話をする人と思う方も多いかもしれませんが、仕事における「コト」の面 だけでなく、「ヒト」の面にも向き合ってくれて、さらに自分以上に自分がどういう人間であるかを一緒に理解しようとしてくれました。
特にGMとはよく私自身が「将来どうなりたいか」についても話します。それはリクルートの中でのことのみならず、先述したような将来ヘルスケアに対してやってみたいことなども含め、 自分の現在地と将来像を共有しながら、「じゃあ若手のうちに、自分でやり切った案件をたくさん持って成長してほしい」と応援してくれ、成長につながる打席・チャレンジの機会をもらうことができています。
こういった意味で、自分の人生の可能性も広がっていくのを感じますし、自分の周りのみならず広くリクルート全体で見ても、大きな会社の中にたくさんの事業・たくさんのチャレンジの機会が広がっている点がとてもリクルートらしいなと感じます。
『PdM』ならではの魅力とは?
まずPdMは、ビジネス・開発・UIUXデザインの間に立ってプロダクトの方向をガイドする役割です。ソリューション・プロダクトを開発し、世の中に届け、その後の反応までこの目で見て、さらにそこから振り返り、磨き込むという仕事の一連の過程を経験できます。
実は、学生時代にやってきたことと面白さは似ているんです。PdMは様々なユーザー行動を見た上で、自分の仮説を立ち上げ、検証プロセスを通じて市場の理解を深めます。見ている指標は異なりますが、科学業界で培ってきた仮説検証プロセスをビジネスの世界で実践しています。
さらに、それにITの側面から携わることができるのもPdMの魅力です。今世の中に溢れかえっていて当たり前のように使っているプラットフォームがどう成り立っているのか、社会構造・ビジネスの仕組みを理解することができます。私自身は将来、必ずしもITの専門性を高めたいというのが最終ゴールではないものの、これからの時代何をするにもITは不可欠ですし、それを学び実務の中で使ってスキルとして 高めることができる環境であることも、リクルートのPdMの魅力だと感じています。

海外大学の学生に向けてメッセージ
リクルートは日系企業で歴史も長いものの、個人的には外資 系企業よりも外資的なカルチャーもある会社だな と日々感じています!もちろん仕事をする中では「結果を出すこと」は求められる ものの、それ以外、結果への プロセスやワークスタイルは一人ひとりの自律性に任されています。社員一人ひとりが「Work Hard , Play Hard」を体現しているなと感じます。
また、私自身はIT系のバックグラウンドはほとんどなく入社したので、正直最初は当たり前のように飛び交うIT用語を理解するだけでも大変でした。 しかし、先ほどお話ししたように 温かいカルチャーなので、「なんでそんなことも分からないの?」なんて放っておかれることは全くなく 、みんな親身に教えてくれる上に、学べる環境も整っているので安心してください!
興味を持っていただけた方は、ぜひエントリーをお待ちしています!
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