【羽田・成田空港からわずか5時間】 中国・深圳への行き方 2018年6月版
平野 雄一
リクルートマーケティングパートナーズで、Android/iOSアプリの開発を担当している平野です。
本ブログで過去に中国の深圳への行き方の記事を公開していました1)【羽田・成田空港からわずか5時間】Android / iOS エンジニアのワイが深圳の魅力を語り尽くす − 2017年11月
ニコ技深圳観察会2017春に参加してきた - 準備編 − 2017年4月が、ちょっと内容を更新しておいた方が良さそうなところが出てきたことや、私がこの半年で何度か深圳に行ってきてまたちょっとノウハウがたまってきたこともあって、今回新たに記事を書くことにしました。
過去の記事からの更新内容
- 日本のパスポート保持者以外のビザについて若干追記しました。とはいえ、この辺の状況については変わりうるので渡航前に最新情報を確認してください。
- いくつかのオススメのホテルを掲載しました
- 通信環境やSIMの話題を更新しました
- 海外キャッシングカードの内容を更新しました
- Mobikeのアプリの内容を少し更新しました
2018年3月ごろから2018年現在までクレジットカードの新規登録ができず、WeChat Payのアクティベートができないという状況が続いていることを記載しました(2018年7月上旬頃より日本のクレジットカードで登録できるようになっていました)- 電気街のお店の情報を追記しました
- 参考図書を追加しました
過去の記事から大きな内容変更は無いため、深圳によく行く方、過去の記事を読んで実際に深圳に行ったことがある方など、深圳初心者でない方が改めてこの記事を読む必要はありません。
この記事の目的
2017年の前半くらいまではWeb界隈のエンジニアの間では、深圳についてあまり知られていない状況でした。
2017年の5月〜6月頃に入ってから中国の電子マネーやシェアリング自転車に関する日本語の記事が増えたこともあって、2017年に比べても中国や深圳の現状が日本でも以前より知られるようになってきました。特に2017年の年末に池上彰さんの番組で深圳が取り上げられたあたりから、それ以前に比べても深圳について広く一般にも知られるようになったと思います。
また私の周りにも深圳に実際に行ったという人も増えてきました。
以前よりも身近になってきて情報も増えた深圳ですが、中国渡航は他の国の渡航では経験しないトラップがあるために事前の準備が欠かせません。そんな中、「勢いだけで深圳行ってみた」みたいな記事がバズったり、正確でない情報が含まれるサイトがあったりと、「深圳の行き方」の正解に辿り着きにくいところがあるのも事実です。
なので、この記事ではあまり海外旅行をしたことがない(または全く海外旅行をしたことがない)人が、とりあえず深圳に行ってみることをゴールに据えて、どんな準備をしたらよいか、現地で何をすればよいかを解説します。
この記事で解説すること
この記事では下記について解説します。
- 飛行機やホテルの予約の方法、持っていくべき荷物の解説などの初めて深圳に行くための準備全般
- 香港から深圳に入るための方法。香港国際空港からバスと電車で罗湖のイミグレーションまで行き、そこから深圳に入る方法を解説します。
- 地下鉄での移動の方法
参考
- 深センまとめ Wiki
- 深圳への行き方 | @shigezo -茂田カツノリ Blog -
- 深圳 ❝ここは行かなきゃ❞ マップ | @shigezo -茂田カツノリ Blog -
- 深圳360・初日 - pho's blog
この記事で解説しないこと
この記事では下記について解説しません。
- フェリーやスカイリモ(乗り合いバス)での深圳の入国方法
- 中国本土での銀行口座の開設の方法、中国本土用のSIMの取得のしかたなど、初めて深圳に行く人向けでない内容。銀行口座やSIMがなぜ必要なのかについては記事中で簡単に触れます。
参考文献
深圳とは
深圳(シンセン/Shenzhen)は香港に接した中国広東省にある人口1,200万人2)深圳には2,000万人ほどの人がいるという説もありますの大きな都市です。世界でも最大級の工場群(小規模製造業から大工場まで)と世界最大の電気街を抱えることから、ハードウェアの開発と製造を安く・早く進める場所として世界中のハードウェアスタートアップが集う場所になっています。
アイデアから製品製造まで数ヶ月でやってしまうようなスピード感のある場所で、ハードウェアのシリコンバレーといってもいい場所です。
深圳の周辺もあわせると4,000万人ほどが工員をしているとされ、まさに世界の工場と呼ぶにふさわしい場所です。
深圳の华强北(ファーチャンベー/Huáqiáng běi)3)日本の漢字で書くと「華強北」と呼ばれるエリアには「华强北駅」を中心に半径1キロくらいというとんでもない大きさの世界最大の電気街があります。
华强北には大きなビルがいくつもあり、全部あわせると秋葉原にあるヨドバシカメラの40倍ものフロア面積があるようで、そのすべてが秋葉原のラジオデパートみたいな感じです。
参考文献
準備
パスポート
海外に行くにはパスポートが必要です。日本でパスポートを取得するには、およそ1〜2週間の期間が必要なので、持っていない場合は早めに取得手続きをする必要があります。
また、中国の入国時にパスポートの残存期間は「6ヶ月以上が望ましい」とされているので、パスポートの残存期間にも気をつける必要があります。
ビザ
日本のパスポート保持者の場合、中国の15日以内の観光による滞在であればビザは必要ありません。日本のパスポートのみで入国出来ます。同様に香港も90日以内の観光による滞在であればビザは不要です。ただし、観光以外の滞在ないしは15日以上の滞在や、日本のパスポート以外の場合はビザが必要になるケースがありますのでご注意ください。
中国のパスポート保持者の場合、香港に行くには手続き等が必要らしいのであわせてご注意ください。香港を経由せずに深圳にある深圳宝安国際空港に行く方が楽かもしれません。
オーストラリア、カナダ、韓国、ニュージーランド、EUのパスポート保持者の場合、中国のビザが無くても香港と深圳の国境で深圳経済特区に5日間滞在可能なビザを発給してもらえるようです。渡航前にご確認ください。
飛行機の予約
深圳に行くには深圳宝安国際空港行きのチケットを買うよりも、先に香港に行ってから深圳に入る方が便数も多く安いのでオススメです。航空券は各航空会社やスカイスキャナーやエクスペディア航空券購入サイトを利用して買うことができます。
香港への安い航空券を買うにはLCCがオススメです。日本と香港の間には香港エクスプレス(HK Express)、バニラエア、ジェットスターといったLCCが運航しており、国内線よりも安い値段で日本と香港を往復できることも珍しくありません。これらLCCは時折セールをやっており、セール時に各社のサイトから直接予約するとかなり安い値段で往復することができます。各社のFacebook/Twitterのアカウントをフォローしておくとセール情報をいち早く知れます。
LCCは預け入れ荷物が有料で、機内持ち込みにできる手荷物の大きさが小さく重さも7kgと軽いのでご注意ください。安く飛行機に乗るには機内持ち込み手荷物だけにおさまるように荷物をパッキングし、預け入れ荷物をなくすのがポイントです。
手荷物が7kgまでなので、スーツケースだとちょっと荷物を詰めると7kgを簡単にオーバーしてしまいます。LCCの手荷物に収まるような旅行用バックパックの購入を検討してもいいかもしれません。バックパックは各自の好みで選んでいただくのが良いのですが、参考までに機内持ち込み向けのバックパックをいくつか挙げておきます。バックパックだと概ね40リッター以下のものが該当します。
- モンベル トライパック 45
- 地球の歩き方オリジナル エディターズキャリーバックパック Jr.III /地球の歩き方ストア
バックパックとしてはちょっと重いので、ノートPCなどちょっと重いものを入れる場合などに、LCCの重さ規定を考えると少し厳しいかもしれません。 - GREGORY コンパス40
- ヘッドウェイ・MLC 45L | Headway MLCR 45L| パタゴニア
- Classic, 44l – CABINZERO
- Minaal - Carry-on 2.0 Bag
- OVERHAUL 40 BACKPACK
日本では売っていませんが、私が愛用しているので挙げます。 - FARPOINT 40 - Osprey Packs Official Site
並行輸入品になりますが、Amazon.co.jpでも買えます。
ホテルの予約
深圳のホテルは、1部屋3,000円以上の部屋であればそれなりにきれいで快適なようです。それ以下だと厳しい部屋になってしまうことがあるようなので気をつける必要があります。
また、ホテル予約サイトによってはサイト上の地図で示されるのホテルの位置と実際の位置の位置が異なることがあります。予約時に高德地图やBaidu map(百度地图)といった中国系の地図サービスで住所を打ち込んで位置を確認したほうがよさそうです。
さらに、中国のビジネスホテルの半分以上は中国人以外の外国人が泊まれないので予約の際には気をつけたほうがいいかもしれません。とはいえ、中国系以外のサイトから予約する場合は外国人OKのホテルしか出てこないと思います。
ちなみに中国のホテルはバスルームが曇りガラスのところが多いようで(上記写真参照)、家族やよっぽど仲がいい場合以外は同室はお勧めできないかもしれません。またバスルームが透明なガラス+カーテンのホテルだったという事例も聞いていますので、状況によっては事前にホテルの部屋をリサーチするか単身で泊まる等の配慮が必要になるかもしれません。私は初めて深圳行ったときに初対面の方4)友人の友人で直接会うのは初めてでしたとホテルの部屋が一緒だったので、おっさんどうしで気を使い合うというちょっと気まずい状況になりました。
ホテルに行く際に迷子になっても困らないように、ホテルの予約サービスが予約時に発行するパウチャーを紙に印刷し、加えてホテルまで行くための地図も印刷して持っていくようにしています。
パウチャーや地図には、ホテルの漢字名と漢字の住所が印刷されるようにするか、印刷後にそれらのメモを書き足しておいてください。現地の人は英語でのホテル名を知らないことが多いです。
オススメのホテル
深圳に初めて行く方に「どこのホテルがいいですか?」と聞かれることがあるので、その時に私がオススメするホテルをいくつか挙げておきます。
- フウァチアン プラザ ホテル (Huaqiang Plaza Hotel/深圳华强广场酒店)
华强北のど真ん中にある高層ビルのホテルです。お値段は深圳では高めですが、泊まったことのある人の評判が良くて、よくオススメされる良いホテルのようです。(私は泊まったことありません) - グァンドン ホテル (Guangdong Hotel/粤海酒店)
老街にある日本語の通じるホテルです。ウォッシュレットがあるようです。(私は泊まったことありません) - ジア リラックス ホテル シェンゼン (Jia Relax Hotel Shenzhen/深圳嘉瑞酒店)
华强路駅のそばにある安いホテルです。华强北の電気街のすぐそば。サービスも部屋も値段なりなのでオススメできませんし私も責任も持てないのですが、旅慣れているか、コストパフォーマンス重視の方には良さそう。上記の写真のバスルームがくもりガラスのホテルがここです。
参考文献
通信環境
中国で現地のSIMを使うとGoogle/Twitter/Facebook/LINE等のサービスにはアクセスできないのですが、中国以外のキャリアのSIMでローミングサービスを使うとこれらのサービスにもアクセスできます。
私も以前は香港等のSIMを購入して国際ローミングで使うのをすすめていました。しかし、現地で通じないというようなトラブルもよく見聞きするため、イモトのWiFi等の海外用のポケットWiFiをオススメしています。
- グローバルWiFi - VPN付のプランだとGoogle/Twitter/Facebook/LINEにアクセスできるようです
- イモトのWiFi - ワンタイムVPNオプションを追加するとGoogle/Twitter/Facebook/LINEにアクセスできるようです
- Wi-Ho! - 中国VPNオプションを追加するとGoogle/Twitter/Facebook/LINEにアクセスできるようです
ドコモ、au、ソフトバンクは海外定額のプランを用意しているので、これらのキャリアを使用している方はこちらを利用してみるのもよいかもしれません。
- パケットパック海外オプション | サービス・機能 | NTTドコモ
- 世界データ定額 | 海外で使う(au世界サービス) | au
- 海外パケットし放題 | 国際サービス | サービス | モバイル | ソフトバンク
SIM
下記のチェック項目の全てに当てはまる方は香港でSIMを買うか、出国前にAmazon.co.jpでSIMを買ってもよいでしょう。自分でSIMを用意できれば、海外ポケットWiFiや海外定額のプランに比べてもコストを抑えることができます。
- 自分のスマートフォンがSIMフリーである
- 自分のスマートフォンが中国のキャリアが使用している周波数(Band)に対応している
- 中国聯通香港 FDD-LTE B1/B3、TDD-LTE B40/B41。日本のスマートフォンでもFDD-LTE B1/B3は対応していることがおおいです。
- 中国移動 TDD-LTE B38/B39/B40/B41。(日本で手に入るものだとiPhone、Huaweiの高級端末など限られがちです。
- APNの設定のやり方が分かる
- 国際ローミングの設定のやりかたが分かる
どの端末やSIMを買えばいいかはshaoさんの下記のサイトがとても参考になります。是非参考にしてください。
中国でローミングSIMといえば中国聯通香港(China unicom Hong kong)の中国・香港 7日間 4G 2GBのデータ通信SIMカードが、日本のスマートフォンでも使いやすいのでオススメです。
TDD-LTEのB38/B39/B40/B41に対応したスマートフォンをお持ちの場合は中国移動香港(China mobile Hong kong)の中国・香港 10日間 4G 1.5GBのデータ通信SIMカードあたりも使えてオススメです。
TDD-LTEのB38/B39/B40/B41に対応したスマートフォンをお持ちの場合はタイのtrue moveのTRAVEL SIM ASIA 8日間 4GBのSIMが安くて容量も大きく、かつ日本に帰国してからも使えるため選択肢としては悪くありません。
しかし、こちらのSIMはチャージができないため、現地で使い切ってしまうとどうしようもなくなるので注意が必要です。
これらのSIMはAmazon.co.jpで購入できるため、あらかじめ購入しておくのがよいでしょう。配送に時間がかかるケースがあるため、早めに購入しておいたほうが良さそうです。
もしSIMを買い忘れても、中国移動香港(China mobile hong kong)のSIMであれば香港国際空港内でも購入可能です5)空港に遅く着く場合にはSIMが買えないので、予めAmazon.co.jpで購入しておくことがオススメらしいです。
SIMフリーの携帯電話
香港SIMなど海外のSIMを使う場合にはSIMフリーの携帯電話が必要です。持っていない場合は、SIMフリーの携帯電話を買うか各キャリアでSIMロック解除の手続きをしてください。
- SIMロック解除の手続き | お客様サポート | NTTドコモ
- SIMロック解除のお手続き | スマートフォン・携帯電話をご利用の方 | au
- ソフトバンクの携帯電話を他社で利用する / SIMロック解除 | SIMロック解除、他社製品でのソフトバンクのご利用について確認する | お客さまサポート | モバイル | ソフトバンク
- SIMロック解除のお手続き|契約内容の確認・変更|サポート|Y!mobile(ワイモバイル)
海外キャッシングが可能なクレジットカード
海外キャッシング可能なVISA/Master/JCB6)中国銀行や中国工商銀行などの大手銀行ではJCBでキャッシングできますの1枚クレジットカードを持っていくと、ATMで現地の紙幣を取得することができるので便利です7)ATMに現金が入っておらずお金を引き出せないことがよくあります。香港・深圳ともにそこら中に銀行のATMがあるので困ることは少ないですが、両替用に多少の日本円は持っていた方が安全です。。クレジットカードでATMからお金を引き出す方が現地の両替所で日本円を両替するよりもレートがかなりいい場合が多くオススメです。ただし、キャッシングは金利がかかるため帰国後は早めに返済した方がよいでしょう。
海外キャッシングできるカードの中でもセディナカード・OMCカードはインターネット(Pay-easy)経由で返済ができるため、手早く手間無く返済することができます。キャッシングの数日後からインターネット上で返済が可能なため現地でも返済可能です8)Pay-easyに対応した口座を持っており、セディナカード・OMCカードの会員用インターネットサービス「OMC Plus」に登録済みの場合。
香港国際空港や罗湖や福田のイミグレーションには両替所があり、クレジットカードを持っていなくても日本円を持っていけば中国元ないしは香港ドルに両替することもできますので、海外キャッシング可能なクレジットカードは必須ではありません。
深圳の前に香港に滞在する方は香港で両替してもよいでしょう。
参考文献
アプリケーション
中国に滞在する場合、下記のアプリケーションを日本にいるうちにあらかじめインストールしておくとよいでしょう。中国国内でFacebook MessengerやLINEが使えないため、特にWeChatのインストールは必須です9)一応、中国以外のSIMをローミングで使用する場合にはFacebook MessengerやLINEは使えます。
中国国内では、上記のようにFacebook MessengerやLINEが使えないため、中国国内で複数人で動くときにはWeChat(微信)は必須なアプリです。
複数人で中国に行く場合は日本であらかじめ同行者のグループを作っておくと便利です。参加中に日本に連絡を取りたい人がいる場合には、その人にもWeChatをインストールしてもらっておくといいかもしれません。
地図 - 高德地图 or Baidu map(百度地图)
Googleマップは中国国内の情報が古くて使いものにならないので、高德地图か百度地图をインストールしておくことをオススメします。高德地图、百度地图ともに都市圏のデータをアプリ内にダウンロードできるので、予めダウンロードしておけばオフラインでも地図を確認することができます。地図データをダウンロードしておくことで現地でのデータ使用量が減るので、日本にいる間に地図データをダウンロードしておくことを強くオススメします。
深圳の中で高德地图と百度地图を実際に試してみたところ、どちらかというとルート検索などで高德地图の方が使える印象がありました。
地図データのダウンロード
百度地图・高德地图で深圳の地図データをダウンロードする方法を記載します。
1 ) 「我的」をタップします。 | 2 ) 「离线地图(オフライン地図)」をタップします。 | 3 ) 「城市列表」をタップし、「深圳市」をタップします。 | 4 ) 「下载地图+导航(地図+ナビをダウンロード)」または「下载地图(地図をダウンロード)」をタップします。 |
1 ) 「我的」をタップします。 | 2 ) 「离线地图(オフライン地図)」をタップします。 | 3 ) 「城市列表」をタップし、「深圳市」をタップします。 | 4 ) 「下载地图+导航(地図+ナビをダウンロード)」または「下载地图(地図をダウンロード)」をタップします。 |
1 ) 左上の人のマークをタップします。 | 2 ) 「离线地图(オフライン地図)」をタップします。 | 3 ) 「离线地图(オフライン地図)」をタップします。 | 4 ) 「城市列表」をタップし、「深圳市」をタップします。地図のダウンロードが開始します。 |
1 ) 左上の人のマークをタップします。 | 2 ) 「离线地图(オフライン地図)」をタップします。 | 3 ) 「离线地图(オフライン地図)」をタップします。 | 4 ) 「城市列表」をタップし、「深圳市」をタップします。地図のダウンロードが開始します。 |
翻訳 - Google翻訳
Mobike
中国のシェアリング自転車サービスMobikeのアプリをインストールしてデポジットを払っておくと、現地でシェアリング自転車が利用できて便利です。現地でMobikeを利用するためにも是非アプリをインストールしましょう。
Mobikeの日本進出に合わせMobikeアプリの日本語化とクレジットカード対応がされており、日本でユーザ登録やデポジット支払いをしても中国でMobikeの利用が可能です10)以前はWeChat Payのアクティベートや、SMSを受け取るために中国のSIMと電話番号が必要でした。
Mobikeのサドルの下にあるQRコードをMobikeのアプリから読み込みアプリを操作するとその自転車のロックが解除されます。返却は、その辺に止めて後輪のロックをするだけでOKです。指定のステーションなどを探す必要はありません11)現在駐車禁止エリアがあるようです。今後自転車を止めるエリアについては厳しくなっていくことが予想されます。。
深圳は地下鉄の駅の間が結構遠い12)深圳と東京都の広さは大体同じですが、東京の方が深圳の3倍以上の駅数がありますので、Mobikeは深圳での移動の助けになります。
Mobikeのアプリを前にインストールしたまましばらく起動していない、という場合は渡航前に一度日本でアプリを起動しておいてください。
Mobikeアプリは長期間使用していないとログアウトしてしまいます。そうなるとSMSでの認証が必要になりますが、現地だと日本の番号のSMSが受け取れないのでログインできず、現地でMobikeが使えないという悲しい事故が起こります。
通貨レート計算
通貨レート計算のアプリを入れとくと便利です。
WeChat Payのアクティベート
2018年3月ごろから2018年現在までクレジットカードの新規登録ができず、WeChat Payのアクティベートができないという状況が続いているようです。このあたりについてまだはっきりしたことが分かっていないようです。下記のWeChat Payのアクティベートの記事は残しておきます。 (2018年7月上旬頃より日本のクレジットカードで登録できるようになっていました)
深圳に行くならWeChat Pay(微信支付)は体験しておくべきです。むしろ深圳では現金を受け取ってくれないお店はあっても13)深圳のマクドナルドがWeChat Pay/AliPay(支付宝)/銀聯カードのみの支払いで現金で支払いできませんでした。中国語ができるならカウンターで頼めば現金使えるらしいですが…。、WeChat Payが使えないところは自動販売機や露店を含めほとんど無いので、WeChat Payが使えないのはわりと人権がないに等しい状況です。日本にいるうちにWeChat Payをアクティベーションして、WeChat Payを使えるようにしておくことを強くオススメします。
今回の渡航でWeChat Payが使えなさそうだったのはMaker Faireが開催された大学の購買と、Maker Faireで欧米人がやっていた屋台のみでした。他の屋台では当たり前のように使えました。露天っぽいところでもWeChat Payは普通に使えます。深圳ではもはや使えないことのほうが特殊ケースです。私が滞在期間中に現金を使ったのは通信環境が悪く支払い用QRコードが読み込めなかった1回のみで、他は買い物・飲食・タクシー・割り勘などWeChat Payのみで支払いをしていました。
日本でWeChat Payをアクティベーションする方法については下記の記事が参考になります。ただし、アクティベーションは自己責任でお願いします。
参考文献
中国語の手書きキーボード
スマートフォンに中国語の手書きキーボードをインストールしておくと便利です。地図アプリで文字を入力して検索したときなどに文字を入力できます。
その他持ち物
使わないかもしれないけれど確実に持っていくべきなのが『トイレ用ポケットティッシュ』 と『ウェットティッシュ』です。ホテルの部屋のトイレはトイレットペーパーがありますが14)たまに切れていることがあるので、チェックインしたらすぐに確認した方がよいでしょう。無い場合はフロントへ。、公衆トイレには置いてないことが多いのでポケットティッシュは常に持ち歩きましょう。
中華料理は出てきたお皿を食事前にお茶で洗うのですが、気になる場合はウェットティッシュで拭いた方がよいでしょう。
『ボールペン』もいつでも取り出せる場所にあった方が便利です。中国だと入国カードを書くような場面でボールペンがないことがあったりします。
参考文献
覚えておくと便利な中国語
ホテルのフロントを含めあまり英語が通じないため、簡単な中国語を覚えておくと便利です。中国語はイントネーション(声調)が違うと全く通じないため、音の上がり下がりは重要です。気をつけて発音しましょう。
基本的な単語
深圳(Shēnzhèn)
你好(Nǐ hǎo) - こんにちは
谢谢(Xièxiè) - ありがとう
没有(Méiyǒu) - 無いです、有りません
多少錢(Duōshǎo qián) - いくらですか?
一个(Yīgè) - 1個
两个(Liǎng gè) - 2個
三个(Sān gè) - 3個
交通マネー
深圳通(Shēnzhèn tōng)
深圳のSuicaみたいな非接触カード
電子マネー
微信支付(Wēixìn zhīfù) - WeChat Pay
支付宝(Zhīfùbǎo) - アリペイ
電子マネー(例文)
可以用微信支付吗?(Kěyǐ yòng wēixìn zhīfù ma)
- WeChat Payで払うことはできますか?
用(使う、用いる) を省略して 可以微信支付吗?(Kěyǐ wēixìn zhīfù ma) でもOKです。
さらに 微信支付 の 支付(支払い/Pay) も省略してしまい、 可以微信吗?(Kěyǐ wēixìn ma) でも通じます。
可以用現金吗?(Kěyǐ yòng xiànjīn ma?)
- 現金で払うことはできますか?
こちらも 用(使う、用いる) を省略して 可以現金吗?(Kěyǐ xiànjīn ma?) でもOKです。
ガジェット
手机(Shǒujī) - 携帯電話
現在ではほぼスマートフォンのことを指します。
スマートフォンは正しくは 智能手机(Zhìnéng shǒujī) です。
小米(Xiǎomǐ) - シャオミ
日本語のイントネーションでシャオミと言ってもなかなか通じないのでイントネーションに気をつけてください。
华为(Huáwéi) - ファーウェイ
日本語のイントネーションでファーウェイと言ってもなかなか通じないのでイントネーションに気をつけてください。
无人机(Wú rén jī) - ドローン
大疆(Dà jiāng) - DJI
深圳だとDJIでもわりと通じるみたいですが、DJIだと分かってもらえないケースもあるみたいです。
ガジェットを買ってみよう
我要一部小米手机(Wǒ yào yī bù xiǎomǐ shǒujī)
- 小米のスマートフォンを(1つ)ください
要(欲しい) の前に 想(Xiǎng/思う) をつけて 我想要一部小米手机(Wǒ xiǎng yào yī bù xiǎomǐ shǒujī) だともっといい感じです。
你好、我要大疆无人机。多少錢?(Nǐ hǎo, Wǒ yào dà jiāng wú rén jī. Duōshǎo qián)
- すいません、DJIのドローンが欲しいのですが、いくらですか?
なお、中国語で話しかけるとバーッと中国語で返されることがあるので結構諸刃の剣です。
日本を出発する
海外渡航時は、搭乗の2時間前までに空港に着いていることが望ましいです。だいたい出発の60分前にはカウンターがしまるので、その前にチェックインを済ませる必要があります。その後は保安検査と出国審査を通過し、出発の30分くらい前に搭乗ゲートに着けば大丈夫でしょう。
香港に着いたら
入国審査
飛行機で配られる入国カードに名前やパスポート番号などを書き(機内でもらえなくても入国検査場の前に置いてあります)、外国人用の入国審査の列に並んでください。香港国際空港ではだいたいいつも外国人が並んでいるので、迷うことはないと思います。
入国審査時にはパスポートと入国カードを係官に出し、パスポートの情報と顔写真をチェックされるくらいで滞在の目的を聞かれたり、話しかけられるようなことはまず無いと思います。スタンプ代わりの紙(香港はパスポートへのスタンプが廃止されている)と出国カード(入国カードの2枚目)が返されるので、それをもらえばOKです。
参考文献
香港ドルに両替する or ATMから香港ドルを下ろす
両替所で香港ドルに交換するか、ATMからクレジットカードのキャッシングで香港ドルを下ろす必要があります。この後にオクトパスカードを買うので最低150香港ドルは下ろしてください。
香港ではわりとクレジットカードが使えますが、中国と違ってまだまだ現金社会なのである程度現金は持っておいた方がいいかもしれません。私は香港から深圳に入るだけの短い滞在時間でも200〜300香港ドルくらいは財布に入れていることが多いです。
参考文献
SIM持ってなかったらSIMを空港で買う
空港内には中国移動香港(China mobile hong kong)のショップがあるのでSIMを買えます。SIMを買う際には香港と中国本土(Hong kong and Mainland)で使うことを伝えましょう。
香港ではSIMを買うのに身分証明書などは一切求められません。もし空港で買えなくても、セブンイレブンなどの街中のコンビニなどでもSIMを買えるようです。
SIMを買ったらパッケージを捨てたくなりますが、マニュアルやチャージの方法が書いてあったりするので捨てる前にパッケージ裏面の写真を撮っておくなどした方がよいです。
APNの設定、ローミングの設定
携帯電話のSIMを入れ替えて通信できるか確認してみましょう。通信できれば問題ありませんが、通信できない場合はAPNの設定が正しくなされていないことが多いです。
SIMのパッケージにAPNの設定方法が書かれているので、それを確認しながら設定して下さい。空港にはフリーWiFiがありますので、WiFiに接続しAPNの設定のしかたを検索することもできます。
ローミングがオフになっている場合は、オンにして下さい。香港内はローミングがオフでも通信できますが、中国側に渡るとローミングがオンになっていないと通信ができません。
また、iPhoneで格安SIMを使用している場合、プロファイルは忘れずに削除してください。プロファイルをインストールしたままだと通信できません。気づきにくくてこれではまることがあります。
iOSでローミングをオンにする方法
Androidは機種やOSのバージョンによって設定方法が違いますので、マニュアル等をご確認下さい。
オクトパスカードを買う
到着ゲートを抜けたフロアにあるエアポートエクスプレスのカウンターでオクトパスカード(Octopus Card/八達通)を買いましょう。オクトパスカードは日本のSuicaのようなもので、電車・バス・一部コンビニなどで使える非接触型のカードです。
カウンターは英語が通じますし、こちらが英語ができなくてもカウンターの人は旅行客にも慣れているようなので「Please Octopus card.」と言って150香港ドル出せば買えます。150香港ドルのうち100香港ドルがチャージ分、50香港ドルがデポジットになります。
チャージは駅にある「增値機」と書かれた機械を使うか、セブンイレブンで現金を渡せばチャージしてくれます。「增値機」は50香港ドルか100香港ドルしか受け付けないので注意が必要です。
オクトパスカードが買えれば、あとは一言も話さずに深圳に入れます。
参考文献
バス乗り場へ・A43バスに乗る
空港内の看板を頼りにバス乗り場(巴士/Bus)の案内が出ているので、看板を頼りにバス乗り場に向かいます。迷うことは無いと思いますが、万が一迷ったら空港係員にバスターミナルの位置を聞いてみましょう。
バス乗り場まで着いたらA43(またはちょっと寄り道するけれどA43p)のバス乗り場に向かいます。
A43(またはA43p)のバスは20分おきくらいに来ます。支払いはバスの乗り口でオクトパスカードをかざすだけ。運賃は30.9香港ドルです。
このバスで上水駅(シャンシュイ・ステーション/Sheung Shui station)15)本記事では香港側の地名は香港(広東語)読みのアルファベット、中国側の地名はピンインで記載していますまで乗ります。だいたい1時間くらいで上水駅に着きます。車内にはモニターがあり、今どこにいるかと2つ先くらいまでの停留所が表示されていますので、乗り過ごさないか不安な場合はそれを確認しながらバスに乗るといいと思います。
バスの席にはUSBコンセントがありますので、この間にスマートフォンなどの充電をしておくと良いでしょう。
上水駅で降りる
上水駅(シャンシュイ・ステーション/Sheung Shui station)で降ります。他の人もぞろぞろ降りていきますので、ついていけば大丈夫です。バスを降りたすぐ先に上水駅があります。
空港〜上水駅のバスが30.9香港ドル、上水駅〜イミグレーションのある駅まで移動には24香港ドルかかります。往復だとオクトパスカードに入った100香港ドルでは足りないので、帰りの香港の駅のどこかでチャージする必要があります。オクトパスカードのチャージ機は50香港ドル札または100香港ドル札しか受け付けないので注意してください。チャージについては下記の記事が詳しいです。
電車に乗る
上水駅から罗湖駅(Lo wu)または落馬州駅(Lok ma chau)のどちらか行きの電車に乗ります。どちらも終点なので乗り過ごすことはありません。
罗湖(Lo wu)からイミグレーションを超えると深圳の罗湖(Luōhú)、落馬州(Lok ma chau)からイミグレーションを超えると深圳の福田口岸(Fútián kǒu'àn)に抜けます。
参考文献
本記事では時間が読みやすいA43-地下鉄での深圳入りルートを紹介していますが、A43p-B1というバスを乗り継ぐルートが30.9香港ドルと最も安いようです。
イミグレーションを超える
駅で電車から降りると「深圳(shenzhen)」と書かれた看板があるので、その方向に歩いて行くとイミグレーションに着きます。
イミグレーションでは香港の出国審査が最初にあります。外国人列に並び、順番が来たらパスポートと出国カードを係官に出してください。パスポートとスタンプ代わりの紙が返却されるので、そのまま道なりに進んでいけば次に中国の入国審査があります。入国審査の並ぶ箇所の前に中国の入国カードを書く場所があるので、そこで入国カードを書いてください16)ここでボールペンが置いてなかったり、書けなかったりすることがよくあります。出国カードと入国カードともに便名を書く欄がありますが、陸路での入国なので空白で大丈夫なようです。
香港出国時と同じように外国人列に並び、順番が来たらパスポートと先ほど書いた入国カードを係官に提示して下さい。ここでも特に何かを聞かれるようなことは無いと思います。
イミグレーションでどれくらい時間がかかるかはまちまちです。ほとんど並んでいないこともありますし、団体客に巻き込まれていつまでも進まないこともあります。中秋節・国慶節といった中国の祝日は特に混むみたいです。
参考文献
中国元に両替する or ATMから中国元を下ろす
イミグレーションを超えると両替所があるので中国元に交換するか、ATMからクレジットカードのキャッシングで中国元を引き出す必要があります。この後に深圳通を買うので最低100中国元、加えてホテルのデポジットが数百元必要なことがあるので、余裕を持った額を用意した方がいいでしょう。
落馬州のイミグレーションには行ったこと無いので分かりませんが、中国側の罗湖のイミグレーションの先にATMがあります。そこでクレジットカードのキャッシングで中国元を引き出せます。中国はホテルを含むほとんどの場所でクレジットカードが使えませんので、ある程度現金を持っておいた方がよいでしょう。私は数百元程度を財布に入れています。
参考文献
深圳通を買う・地下鉄に乗る
イミグレーションを超えて中国に入ると「地鉄」という看板に従い地下鉄の駅に進みます。看板に従って進むと、香港の罗湖からの場合は深圳の罗湖駅、落馬州からの場合は深圳の福田口岸駅に着きます。
駅には深圳通という日本のSuicaのような非接触型のカードを売っている売店がありますので、そこで100中国元の深圳通を買ってください。100中国元のうち50中国元がチャージ分、50中国元がデポジットになります17)カード型では無い小さい深圳通はデポジットの額がもっと小さいです。また、オクトパスカードと一体型の深圳通はデポジットが0です。。券売機で切符を買っても電車には乗れますが、券売機だとすごく並んだり、お金の認識精度がマジで悪いので深圳通を買うことを強くオススメします。
深圳の地下鉄はおおよそ2〜6中国元、端から端まで乗っても9中国元程度です。深圳通を買っておけば滞在中はほとんど足りると思います。深圳通へのチャージは券売機で現金でできます18)最近WeChat Payでチャージできる方法も出てきているようなのですが、私は確認できてません。。
深圳の地下鉄は乗る際に手荷物検査があり、荷物を金属探知機に通す必要があります。PCを入れっぱなしで金属探知機に通しましたが、特に問題無さそうでした。地下鉄ではペットボトルに入った飲み物は持ち込めますが、手荷物検査時に警備員に渡してチェックしてもう必要があります。
スマートフォン等は改めて鞄に入れる必要も無さそうで、ポケットに入れたままでも大丈夫でした。
参考文献
ホテルに行く
地下鉄でホテルに向かいましょう。ホテルのフロントでも英語が通じないこともありますが、パスポートとパウチャーを出して「Check in please.」とか言っておけばチェックインできます。
中国のホテルはデポジットが必要なことがほとんどで、現金で支払う必要があります19)WeChat Payが普及していてもなぜかデポジットは現金であることが多いです。デポジットはチェックアウト時に返ってきます。
ホテルのフロントでWeChat Payに入金してもらう
2018年3月ごろから2018年現在までクレジットカードの新規登録ができず、WeChat Payのアクティベートができないという状況が続いているようです。(2018年7月上旬頃より日本のクレジットカードで登録できるようになっていました)
上記でも触れましたが、深圳では現金を受け取ってくれないお店はあっても、WeChat Pay(微信支付)が使えないところは自動販売機や露店を含めほとんど無いので、WeChat Payが使えないのはわりと人権がない状況です。
現金からWeChat Payに入金するには中国の銀行口座が必要なのですが、ここ1年でマネーロンダリング対策で旅行者が口座を作るのがぐっと難しくなりました。とりあえず短期滞在の場合は、ホテルのフロントに現金を渡してWeChat Payに入金してもらうのがよいでしょう。数百元程度なら快く対応してくれることが多いです。
私も中国で口座を作るのが億劫なので、中国に口座を持っている友人に頼んでWeChat Payに入金してもらうか、ホテルのフロントに頼むことが多いです。現金は絶対にダメというところは少ないので現金だけでもそれなりに生きていけますが、せっかくの深圳なのでWeChat Payを体験してみてください。
参考文献
電気街に行ってみよう
地下鉄で华强北(Huáqiáng běi)駅か华强路(Huáqiáng lù)駅で降りれば、もうそこは電気街です。その辺の適当なビルに入れば、ラジオデパートが延々と続いている風景に出会えるはずです。見ているだけでも面白いです。最近では1Fのお店には個人への販売を意識した綺麗なお店も増えています。
売っている物の品質も微妙な物が多いので、買い物には「壊れてもしょうが無い」という気持ちが必要です。経験的にスマホケース、スピナーなどのおもちゃ、ケーブル類のあたりは大丈夫なことが多いです。
英語通じるお店も少ないっぽいので、筆談かお店の人とWeChat交換してWeChatの翻訳機能を使いながら会話するのが良いかもしれません。
また、お店は現金そんなにないこともあるので、現金で払ってWeChatでおつりをもらうという方法もあるそうです。
参考文献
- 世界最大の電気街、深セン「華強北」とっておきガイド (1/5) - ITmedia NEWS
- 遊歩道ができた華強北を散歩してみませんか?(1/14〜) : シンセン在住エンジニアのブログ
- Shenzhen Map for Makers
オススメ(できるかもかもしれない)お店
スマホアクセサリーショップ「REMAX」
华强电子世界の2FにあるスマホアクセサリーショップREMAXのお店。REMAXは华强北では高めですが、日本だとAmazonやドン・キホーテでも売ってるくらいなので品質は大丈夫かと思います。
Raspberry PiやArduino互換機を買うなら「M.J.」のお店
赛格电子市场の2FにあるM.J.のお店。ここはRaspberry PiやArduino互換のM.J.duino(200〜300円程度だったと思う)や電子パーツ類が豊富です。英語が通じ、かつ信頼できるお店なので、华强北にいる欧米人が買い物しているのをよく見かけます。
ちょっと変わったiPhoneアクセサリなら「let's go」
赛格通信市场の康乐大厦の1Fの入り口から入って左側通路の突き当り付近にある20)最近引っ越ししたようですのがlet's go。LEDがテカテカ光るバッテリ付きのiPhoneケースなど、面白げなモノが置いています。MacbookのUSB-C電源アダプタの互換品なんかも扱っています。このお店も英語が通じます。
深圳(深セン)電気街「華強北」お店情報
2018年3月にFacebookに日本語で华强北の電気街の情報を交換するグループ深圳(深セン)電気街「華強北」お店情報(公開G)が立ち上がりました。
日本語でお店の情報を交換できる唯一の場所かと思いますので、興味あるようでしたら是非活用ください。
参考文献
スマートフォンが壊れたら
スマートフォンを落としてパネル割っても、华强北ならiPhoneやHuawei、Nexusといったグローバルなスマートフォンならパネルの張り替えくらいだったら朝飯前です。手机維修(Shǒujī wéixiū/維修はメンテナンスの意)という看板のところで直してもらえるようです。価格も聞いている限りそんなに高くは無さそうした21)ちなみに中国にはスマートフォン修理の専門学校があるそうです。。
参考文献
深圳の歩き方2018 中国初めての人が公共交通機関で歩き回れる
高須さんがマッハ新書で深圳の歩き方2018 中国初めての人が公共交通機関で歩き回れる、スマホで読めるという本を出してました。
この本は、深圳が初めての方が深圳を歩き回るのに適した内容になっています。
深圳イベントカレンダー
深圳在住の村谷さんが作成した深圳イベントカレンダーが最高に便利です。
深圳への渡航にあわせてどんなイベントがあるかを是非チェックしてみてください。
深圳のトイレ
深圳は旧式のトイレが少なくなってきたらしいですが、外でトイレを使う場合にはある程度覚悟しておいた方がよさそうです。中華系の国だとトイレの横には使用した紙を入れるためのゴミ箱がありますが、深圳の場合は紙をトイレに流してしまっても大丈夫なことが多いようです。
上記でも触れましたが、外のトイレだとトイレットペーパーや紙はない方が多いのでポケットティッシュは常に持っていきましょう。必須です。
最後に
深圳に行くための準備や、行き方などについては、ニコ技深圳観察会の参加者やネット上の有志が数多くの情報を公開してくれています。この記事では私が初めて深圳に行くときに調べた情報や、現地に行ってこれは知っておけば良かったと思う情報をまとめました。
また、香港までの飛行機が安いことや、深圳のホテルもまだそんなに高くないことなど滞在費の面でもハードルが低い場所です。都内からなら箱根で4泊5日の旅行をするよりも、香港経由で深圳に入って4泊5日する方が安いくらいです22)あくまで私個人の経験に基づくものです。もちろん滞在中に何をするかでどっちが高くなるかは一概には言えません。。深圳に興味のある方に対し、この記事を読むことでちょっとでも深圳に行ってみる人が増えたらなと思います。
深圳は未だにちょっと目を離している隙にいろんなことが起こる場所です。深圳のこの面白さがいつまで続くかは正直分かりません。是非今のうちに訪れていただきたい場所です。
参考文献
参考図書
電子書籍 加速都市深圳 (β版) - Asei's booth - BOOTH
深圳の歩き方2018 中国初めての人が公共交通機関で歩き回れる、スマホで読める #深センの歩き方 #マッハ新書 - - BOOTH
脚注
↑1 | 【羽田・成田空港からわずか5時間】Android / iOS エンジニアのワイが深圳の魅力を語り尽くす − 2017年11月 ニコ技深圳観察会2017春に参加してきた - 準備編 − 2017年4月 |
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↑2 | 深圳には2,000万人ほどの人がいるという説もあります |
↑3 | 日本の漢字で書くと「華強北」 |
↑4 | 友人の友人で直接会うのは初めてでした |
↑5 | 空港に遅く着く場合にはSIMが買えないので、予めAmazon.co.jpで購入しておくことがオススメらしいです |
↑6 | 中国銀行や中国工商銀行などの大手銀行ではJCBでキャッシングできます |
↑7 | ATMに現金が入っておらずお金を引き出せないことがよくあります。香港・深圳ともにそこら中に銀行のATMがあるので困ることは少ないですが、両替用に多少の日本円は持っていた方が安全です。 |
↑8 | Pay-easyに対応した口座を持っており、セディナカード・OMCカードの会員用インターネットサービス「OMC Plus」に登録済みの場合 |
↑9 | 一応、中国以外のSIMをローミングで使用する場合にはFacebook MessengerやLINEは使えます |
↑10 | 以前はWeChat Payのアクティベートや、SMSを受け取るために中国のSIMと電話番号が必要でした |
↑11 | 現在駐車禁止エリアがあるようです。今後自転車を止めるエリアについては厳しくなっていくことが予想されます。 |
↑12 | 深圳と東京都の広さは大体同じですが、東京の方が深圳の3倍以上の駅数があります |
↑13 | 深圳のマクドナルドがWeChat Pay/AliPay(支付宝)/銀聯カードのみの支払いで現金で支払いできませんでした。中国語ができるならカウンターで頼めば現金使えるらしいですが…。 |
↑14 | たまに切れていることがあるので、チェックインしたらすぐに確認した方がよいでしょう。無い場合はフロントへ。 |
↑15 | 本記事では香港側の地名は香港(広東語)読みのアルファベット、中国側の地名はピンインで記載しています |
↑16 | ここでボールペンが置いてなかったり、書けなかったりすることがよくあります |
↑17 | カード型では無い小さい深圳通はデポジットの額がもっと小さいです。また、オクトパスカードと一体型の深圳通はデポジットが0です。 |
↑18 | 最近WeChat Payでチャージできる方法も出てきているようなのですが、私は確認できてません。 |
↑19 | WeChat Payが普及していてもなぜかデポジットは現金であることが多いです |
↑20 | 最近引っ越ししたようです |
↑21 | ちなみに中国にはスマートフォン修理の専門学校があるそうです。 |
↑22 | あくまで私個人の経験に基づくものです。もちろん滞在中に何をするかでどっちが高くなるかは一概には言えません。 |