みんなのリモートワーク環境2017
mikaji
この記事はRECRUIT MARKETING PARTNERS Advent Calendar 2017の投稿記事です。
こんにちは!2017年新卒エンジニアの(@mikaji_jp)です。最近はカウントダウンジャパンのチケットが外れて年末の予定がなくなってしまって途方に暮れています。
さて、そんなことよりリクルートマーケティングパートナーズ ( 以下RMP ) ではリモートワーク制度を取り入れていることをご存知でしょうか?1)http://www.recruit-mp.co.jp/career_engineer/#supportArea
今回は弊社RMPのリモートワークの制度について、実際に制度を利用している人にどんなスタイルで働いているのか聞いてみました!
我々のリモートワーク制度
みなさんの会社ではリモートワークは導入されていますか?またどのように運用していますか?弊社RMPでは全従業員2)入社半年未満中途社員や、病気のための勤務措置指示対象者などを除くを対象に時間制限の無いリモートワーク制度を導入しています。細かな運用やルールは各グループやチームによって異なりますが3)通常出社時と同様に、深夜・休日労働、一定時間以上の労働は上長承認が必要。週に1度以上の上司とのリアルコミュニケーションを推奨。、ここでは私の所属するRMPの開発チームのリモートワーク制度について簡単に説明します。
我々のチームではリモートワークをする際、あらかじめ前日までにリモートワークを行う予定の日時をほかのメンバー向けに知らせます。
また自分のスケジュールにもリモートワーク予定の時間を入れることで、ほかのメンバがいつリモートワークをするか把握できるようにしています。これによりオフィスにいる・いないを共有することで対面でミーティングしたいときなどにいつでも調整できるようになっています4)あくまで私の所属する部のルールなので、RMP内でも異なるルールの可能性はあります。。
リモートワーク時の勤怠管理について
そこで気になるのが勤怠の問題。通常はオフィスの入退出履歴から勤怠時間が自動で打刻されるのですが、出社しない場合は勤怠管理の打刻が出来ません。そのため、いつ始業し、いつ終業したのかが不明瞭になってしまいます。そこで我々は普段コミュニケーションツールとして使用しているSlack上で勤怠を管理するチャンネルに始業・終業の際に一言連絡するようにしています。
すると弊社のエンジニアが開発した社内向けアプリケーションが「リモートワーク」や「開始」「終了」などという単語からSlackへの投稿時間とともに始業時間・終業時間を自動的に保存してくれるようにしています。これによりオフィスで打刻せずとも勤怠時間を管理することができます。また離席や昼休憩の時間などすぐに反応できなくなる場合も都度Slackへ投稿する運用にしています。
みんなのリモートワーク環境
最近ではリモートワークを取り入れている会社も多く存在しますが、実際に制度を利用している従業員がどんなスタイルで利用しているのか気になりますよね!?
ここでは実際に普段弊社で仕事をしているメンバーのリモートワークのスタイルをいくつかご紹介します。
自宅を利用するケース
まずは自宅でリモートワークを行う方にお話を聞いてみました!
1. 普段どのようにリモートワークを利用しているか?
基本的に会議や打ち合わせなどが全く無い日は終日自宅でリモートワークします。ごくたまに気分転換を兼ねてコワーキングスペースで作業することもありますが、9割以上が自宅です。
午前中のみ会議がある日は、朝出社した後、昼食 ( 昼休み ) を経てそのまま帰宅してリモートワークに移行することもあります。
私のチームでも会議や打ち合わせは対面でやる機会が多いので、できるだけ大人数が対面で参加するような打ち合わせはどこかの曜日にまとめて行ったりもしますね。
2. リモートワークして良かったこと
作業場所が自宅なので周囲に人がおらず、とても静かな環境で業務を出来ることが一番のメリットだと感じてます。リモートワークしてる間は基本的に打ち合わせも無いため、自分のプログラミングにのめり込めます。小休止として家事 ( 掃除や洗濯など ) をすることで気分転換にもなります。
手前味噌ながら弊社オフィスは広くて快適な方ですが、個人的に蛍光灯の灯りが苦手なのと終日窓を締め切ってるため換気にやや物足りなさを感じます。自宅は陽当たりを良くして適度に換気も出来るのが自分にはあってるなと思います。
たしかに開発をしているときにまわりが騒がしいと集中して作業できないですよね。小休止で家事やるのはなかなか効率が良い!私は家事苦手なので深夜に大掃除始めちゃうタイプです。。
環境を自分好みにできるっていうのは自宅の最大限の魅力ですね。
3. リモートワークするうえで意識していること
昼食は自炊やコンビニ飯でなくあえて外食するようにするなど、終日リモートワークの日でも最低一回は外を出歩く機会を作っています。以前は昼食も自宅で済ませがちでしたが、そのままベッドに寝転がって夕方まで寝てしまうというのを何度かやらかしてるため、リラックスしすぎないように注意してます ( 業務中なので ) 。
自宅で作業しているとついつい引きこもりがちでいつの間にか外が真っ暗ってことありますよね。意識的に陽の光を浴びたり運動するというも大切そうです。
おまけ(自慢のデスク環境)
個人的にどんなデスク環境で作業しているのか気になっていたので聞いてみました!果たしてどんなこだわりがあるんでしょうか。
ワーキングチェア
長時間のデスクワーク業なので、椅子は良いものにしました。とても高価な買い物でしたが粗末な椅子で健康を害し病院の世話になるくらいならと思い切って投資感覚で購入 ( 金の力で解決 ) 。半年近くかけてあらゆる椅子を品定めしたこともあって、満足の行く買い物でした。
エンジニアは基本的にデスクワークがほとんどなので、仕事道具とも言える椅子選びは重要ですね。しかし羨ましい…
オーディオ
イヤフォンやヘッドフォンが苦手なのでオフィスでは音楽を聴きませんが、自宅ではスピーカーから気兼ねく音を出してます。本格的なオーディオシステムには到底かないませんが、それなりに満足しています。
自宅だとまわりを気にせず快適に作業できて良いですよね。私も自宅で作業しながらたまに鼻歌歌ったりしてます。
ご家族がいるケース
次はご家族がいらっしゃる方に聞いてみました。家族連れだとどんなスタイルを送っているのでしょうか。
1. 普段どのようにリモートワークを利用しているか
会議や打ち合わせがない日に利用することが多いです。大体週2 ~ 4日はリモートワークしてますね。基本的には朝9時には業務開始し、18時には終了するようにしています。
やはり会議や打ち合わせがないときに利用する方が多いですね。
2. リモートワークして良かったこと
通勤時間が
片道往復 ( ドア to ドア ) で2.5時間かかっていたので、それがまるごと削れるのはとても大きいですね。お陰で家族と触れ合う時間も増えました。また、早く起きた日はその分業務開始時間を早められるなど、臨機応変な働き方ができるのも魅力です。
通勤時間が2.5時間あると、週や月合計で考えたらかなりの時間ですよね。そんな無駄な時間を削れるのもリモートワークのメリットです。
また家族と触れ合う時間が増えたというのが特徴的でした。日によって昼ごはんを一緒に食べたり、終業後すぐに家族と会えるというはとても素敵です!
3. リモートワークするうえで意識していること
Slackのコミュニケーションが冷たくならないように絵文字などを多用したり、相槌などが打てないのでSlackのスタンプを押して聞いてますよ感を出すようにしてますね。
それから無駄な打ち合わせや会議をしなくてもいいようにドキュメントを書いたり、周りから見て何してるか分かるように作業内容やアウトプットをちょっとしつこいくらいに書くよう意識しています。最近はScarapboxで作業内容や考えていることなどを垂れ流していたりもします。
あとは信頼してもらえるようにちょっとした休憩も勤怠チャンネルに報告していますね。
やはりリモートワークをしていると今自分がどういう状態かを共有するのが難しいですね。私も普段は毎日オンライン会議で進捗を報告したり今日やることを共有するのですが、実際の作業中にどういう状態か、何を考えているかを共有するのが難しいなあと思っていました。アウトプットをしつこくやるっていうのは大事ですね。
コワーキングスペースやカフェを利用するケース
最後は自宅だけでなくコワーキングスペースやカフェを利用する方に聞いてみました。
1. 普段どのようにリモートワークを利用しているか
会議や打ち合わせなど対面コミュニケーションが必要な予定がない日だったり、昼休み/業務後などの時間を活用して市役所/通院等の時間を確保したい時に利用します。
市役所/通院等の時間を確保したいというのがとても共感しました。行政や郵便局などは平日にしかやっていないのと、閉まるのも早いのでなかなか行きにくいんですよね。
2. リモートワークして良かったこと
自宅での作業の場合は起床後すぐ作業に取りかかれますね!自宅付近のランチ開拓をしたり、業務終了後すぐ家事や自由な時間の確保ができるも魅力です。通勤電車に乗らなくて済むというのも大きいですね。
自宅付近のランチ開拓楽しそう!
私も今年引越したばかりなのですが、新しい土地を開拓するのって良いですよね。午前中にリモートワークして、お昼から出社ということもできるので、通勤電車で無駄に疲弊するのを回避できるのはとても大きいと思います。
3. リモートワークするうえで意識していること
ノマドするときはセキュリティ遵守を徹底しています ( FREE Wi-Fi 使わない / 角席など後ろから覗き見されない環境を選ぶ ) 。
Slackの即レス ( リモートだから連絡繋がりにくい...等の事例を作らない ) も意識していますね。
オフィス外だと外部の人とも接触しうるので、より一層セキュリティ対策には力を入れなければいけません。当然弊社もセキュリティ対策のため、コワーキングスペースやカフェなどでの作業に関しては厳しいルールを敷いています。
Slackの即レスというのも大切で、リモートワークの弊害としてコミュニケーションにパケットロスが発生したり、遅延が生まれる可能性をネックに感じる企業もあると思います。弊社では意識的にコミュニケーションをとったり、離席の有無や勤怠を逐一Slackで共有したりすることで、オフィス・リモートワークに関わらずコミュニケーションを円滑に行えるように取り組んでいます。
リモートワークを経験してみて
私は今年入社ということもあって、リモートワークで働くことによる勤怠の乱れや仕事のパフォーマンスの低下を懸念し、入社当初はできるかぎり制度を利用せずオフィスに毎日出社するようにしました。しかし物は試しと、お昼に郵便局に寄りたいと思ったときや家に配達が届くときなどに午前中のみリモートワークして午後から出社したり、徐々に生活スタイルの中にリモートワークを取り入れていきました。実際にやってみると、オフィスで働く時間によって賃金が発生するのではなく、仕事の成果に対して賃金が支払われるという意識がより芽生え良かったと思っています。
しかし私の場合は対面でコミュニケーションするのも好きなので、何日か連続で出社しないと人と話す機会が減り気分が落ち込むということもありました。
先週ほとんどリモートしたら毎日どんよりした期気分だったけど、今週出社するようにしたら人と話すだけで元気になる。 #リモートワークの知見
— キャズム (@mikaji_jp) 2017年12月7日
企業によってはさまざまな理由からリモートワークの導入が難しかったり、禁止にしている企業もあると思います。個人的には、個人のライフスタイルや仕事で最大限の価値を創るためにリモートワークという働き方を選べるのはとても良いと思いました。
まとめ
今回は弊社で取り入れているリモートワーク制度について取り上げました。ここで述べたのはあくまで一例ですので、もちろんほかのチーム・部署によってルールはさまざまです。また人によってオフィスに来て働いたほうがパフォーマンスが出る人、逆にリモートワークを取り入れたほうがパフォーマンスが出る人もいるので、その人の働き方、ライフスタイルに合わせて仕事の取り組み方を適用させていくのが良いと思います。
リクルートマーケティングパートナーズでは働き方にとらわれず最大限の価値を生み出すエンジニアを募集しています。上で述べたような働き方に興味がある方がいらっしゃいましたら、お気軽にご連絡ください。