Global Scrum Gathering Prague 2015 #1: Introduction
山田 晋平
こんにちは。syamataです。
私はリクルートマーケティングパートナーズで主に内製開発の企画を担当していますが、あわせてスクラムなどの開発プロセスの計画や育成も担当しています。私自身は「料理サプリ」の立ち上げ時にスクラムを導入し、スクラムマスターとして携わりました。この「料理サプリ」と最近リリースした「ゼクシィキッチン」と「英語サプリ」では、開発プロセスにスクラムを採用しています。
さて、今回はスクラムに関する最新の技法と事例の知見獲得のため参加している、「Global Scrum Gathering Prague 2015」の現地レポートします。セッション等の詳細については次の記事以降で説明します。
「Global Scrum Gathering Prague 2015」とは
プラハで開催されている"Global Gathering"は、Scrum Allianceが主催する世界最大のイベントです。毎年開催箇所が変わり、例年はヨーロッパで1回・アメリカで1回、その他地域で1回という3回開催されるようです。2015年はアリゾナ・上海・プラハでの開催です。"Scrum"と冠されていますが、スクラムそのものをテーマにしたものもありますが、それを強化するための周辺技術や事例紹介、チームビルディングやテストの具体的手法などの幅広いテーマが取り扱われます(詳しくはこちら)。
"Scrum Gathering"には、"Global"と"Regeonal"の2種類があります。"Global"は様々な開催要件を満たす必要がありますが、"Regeonal"は"Global"ほどの高い要件は求められません。"Resional"は日本でも来年1月に開催されます。いつか日本で開催されるのを楽しみにしています。ちなみに2016年はインドのバンガロールでの開催が決まっています。
今回の「Global Scrum Gathering Prague 2015」は11/16-18の3日間で、3つのキーノートと49のセッション(7トラック)、Lightning TalkとOpen Spaceで構成されています。セッションはTalkという講義形式のものと、Workshopのような参加型のものもあります。ただ、Talkと表示しているものの、会場をインタラクティブに巻き込むスピーカーがいるので注意が必要です(笑)。他には期間中ずっとCoaching Clinicが開催されていたり、ネットワーキングイベントも毎日あります。ヨーロッパを中心に世界50ヶ国から約600人が参加しているため、国や地域の垣根を越えた人脈形成が可能です。なお、アジアからの参加者は少なく、日本人は5人程度のようでした。
Registration
前日の午後から事前登録が可能です。
初日にも登録可能ですが、1日目は9時から始まるため前日入りして登録しておくことがおすすめです。
リボンを付けよう
自分の役割や経験の長さをひと目で知らせられるように、リボンが用意されています。
もちろん貼らない人もいますし、上位資格を持っている人はそれだけを付けていたり、自由です。
名札の下に付けるリボンが配られています
こんな感じに貼ります
まとめ
本記事ではイベントのご紹介とRegistrationまでを取り扱いました。
次の記事からは参加・聴講したセッションについて、具体的な内容に触れていきます。