Keynote (基調講演)〜新しいサービスの登場 - AWS re:Invent 2014 参加レポート #3
sparkgene
こんにちは、sparkgeneです。
いよいよ今日からre:Inventが本格的に始まります!
Keynote - 基調講演
いよいよKeynoteが始まりました!
AWS Vice President の Andy Jassy が登場。
このイベントはマーケティングのためではなく、学ぶためのイベントです!と熱い口調で話します。
「Old PlatformからThe New Normalへ」と言うことで、様々なレイヤーにAWSのサービスがあるよという話。
その後、ユーザー企業からの事例紹介も行われました。興味深かったのはMLBAM (MLB Advanced Media)の話で、MBAの試合会場に設置されたセンサーやカメラから情報を取得し整形して、プレーの映像にメタ情報を追加して表示するなど、UIも素晴らしかったですが裏で行われている事もすごかったです。
ベース間の選手の速度もデータとして取れているので、1塁でヘッドスライディングせずに、走り抜ければOUTにならなかったと言った、解析にも使えます。
新サービスの発表
そして、怒涛の新サービスの発表です!
Amazon Aurora
RDSを利用しているユーザーが抱えている悩みを解決してくれる、AmazonのDBです!
MySQL互換でありながら、信頼性が高くハイアベイラビリティー。そして安い!
AWS CodeDeploy
Amazonの中では、日に何十回とデプロイを行っています。
デプロイではApoloと呼ばれるデプロイサービスがあって、社員の誰もがこれは良いものと言っていそうです。
そこで公開されたのが、AWS CodeDeploy
ELBからインスタンスを切り離しながらデプロイをしてくれるらしく、以前私も自前で作った機能ですが、AWSのサービスとしてリリースされるのは、今後が楽になりそうですね。
AWS CodePipeline
リリースのプロセスを自動化してくれるようなサービス
こちらは、今日から使えるわけではなく、2015年のリリースを予定してます
AWS CodeCommit
ソースコードの管理をしてくれる(つまり、Gitリポジトリ)
GithubとかBitbucketとかとの住み分けはどうなるんだろう??
こちらも、今日から使えるわけではなく、2015年のリリースを予定してます
AWS Key Management Service
鍵の管理、追跡、暗号化などをやってくれるサービス
エンタープライズ系では、セキュリティー的にクラウドは・・、となかなか導入が進まなかった企業もこれを機にAWSの利用が進むのではないでしょうか。
AWS Config
AWS Configを使うとリソース可視化、時系列の変更を監視、変更履歴の参照が行えます。
AWS Service Catalog
私にはちょっと用途が分かりづらい感じですが、エンタープライズで使われることが多くなりそうなサービスに思えます。
最後に
今年も多くの新サービスが発表されました!
午後からのセッションにも今回発表されたサービスのセッションも急遽追加されたようなので、参加できるものは聞いてみようと思います。
関連資料
Youtube AWS re:Invent 2014 | Day 1 Keynote Highlights with Andy Jassy