iOSDC Japan 2020で登壇しました
桐山 圭祐
こんにちは!『じゃらんnet』のアプリ開発を担当している桐山です。
先日開催されたiOSDC Japan 2020において、リクルートライフスタイルから2名が登壇しました!本記事ではそこで発表した内容を紹介致します。
iOSDC Japan 2020
iOSDC Japanは、iOS関連技術をコアのテーマとした技術者のためのカンファレンスです。2016年から毎年開催され、今年は5回目の開催でした。
今年のiOSDC Japanは、新型コロナウイルスの影響でオンラインで開催されました。 ニコニコ生放送で、事前収録した発表動画が配信される形式で、自身の発表を見ながら頂いたコメントにリアルタイムで返答するという、オフラインのカンファレンスにはない面白い体験をすることができました。
Flutter移行の苦労と、乗り越えた先に得られたもの
まずスポンサーセッションとして桐山圭祐(@kiri)が、「Flutter移行の苦労と、乗り越えた先に得られたもの」というタイトルで発表しました。
発表のメインテーマであるFlutterは、Googleが開発しているクロスプラットフォームのフレームワークです。Flutterを使用すれば、一つのコードベースで、複数のプラットフォームのアプリケーションを構築することができます。
iOS/Androidともに2020年でリリースから10年を迎えたじゃらんnetアプリは、現在更なる開発効率と品質向上を目指し、Flutterへの順次移行を進めています。 本発表では、その移行の過程で得られた知見についてお話しました。具体的な内容は以下です。
- じゃらんnetアプリでFlutter移行を行っている背景
- じゃらんnetアプリではどのようにFlutter移行を行っているのか
- 移行の過程で直面した技術的課題の紹介
- Flutterを採用したことで得られたメリット
詳しくは以下のスライドをご覧ください。
また、セッション動画も公開されています。こちらも是非ご覧ください。
発表後のAsk the speaker(登壇者に質問できる場)では、多くの方に質問を頂きFlutterに興味を持っている方がとても増えているなと感じました。本発表をきっかけとしてより多くのプロダクトにFlutterが採用されると嬉しく思います。
CTIサービスを支える裏側 〜物理デバイスとの戦い〜
また公募枠として浅野が、「CTIサービスを支える裏側 〜物理デバイスとの戦い〜」というタイトルで発表しました。
『レストランボード』で電話応対業務のサポート機能としてリリースされたCTIサービスについて、物理デバイス含めた開発の中で発生した課題やそこから得られた知見、Bluetooth周りの実装の工夫ポイントなどについて話をさせていただきました。
発表資料上は要点のみの記載となってしまっており、口頭補足していた部分も多かったため、詳細気になった方はセッション動画も是非ご覧ください。
内容的にニッチな話ではあったのでどのような反応があるか不安だったのですが、Ask the speakerでは昨年のiOSDCでBluetooth関連の発表をされていた方とお話しできたり、かなり突っ込んだ質問もいただいたりなど貴重な経験ができました。
業務支援アプリは存在自体表に出す機会が少なかったりもするので、今後もこういったイベントなどを通して取り組みの発信などをしていきたいと思います。
さいごに
運営スタッフの方々には、大変なご時世の中カンファレンス開催に向けご尽力いただき、とても感謝しております。こういったコミュニティは様々な知見を得られる貴重な場であり、今後も発表者や参加者として関わっていきたいなと思っています!
読んでいただきありがとうございました!