年末LT大会を開催しました
浅野 宏明
本記事は リクルートライフスタイル Advent Calendar 2019 15日目の記事です。
こんにちは。飲食領域でテックリードをしている浅野です。
突然ですが皆さん、LTしてますか?
弊社では各グループの定例会議における1コンテンツとして、メンバーの持ち回りでLTをやっているところも多いです。
私の所属する飲食開発グループでも例に漏れず週次でLTが開催されているのですが、先日 「令和元年 飲食開発LT大会」 と題したLTイベントを開催したため、今回はそれについて紹介させていただこうと思います。
きっかけ
前述の通り、飲食開発グループでは普段から定常的にLTの場があります。
毎週2人ずつ発表の枠があるのですが、ありがたいことに年々グループの人数が増えてきており、今では20人を超えるほどになってきたことから、四半期に一回順番が回ってくるかどうか、という状態になっていました。
そのため普段の枠とは別でLTの場を設けたかったというのと、折角なので年末にお祭りっぽい感じのイベントがやれると良いのでは、という考えからLT大会の開催が決まりました。
CfPから始まる予選
さて、折角開催するのであれば、ただ場を用意して発表者を募るだけでは面白くありません。
そこで今回は、メンバー全員で事前にプロポーザルを提出し、そこからみんなで投票を行って当日の登壇者を決めるという形式を採用することにしました。 (以下、本記事内では便宜上CfP形式と表現します)
CfPへのエントリーページ
ここまでやると「LTとは…」という話にもなってきそうですが、結果としては予想を超える応募があり、最終的には29件のエントリーに。
※ 提出数がグループ人数を超えているのは、一部グループ外からも参加を募ったのと複数投稿をOKとしたため
実際にエントリーされたテーマ一覧
特定技術の深掘りをテーマにしたものや、組織論、回鍋肉の作り方(!?)まで、とてもバラエティに富んだラインナップが揃いました。
投票も激戦となっていましたが、SwiftUIはネタが3つも被った上に全て落選するという事故も……
また、投票時点では公平を期すために誰がどのプロポーザルを提出したかは伏せていたのですが、テーマや概要の内容から割と顔が透けていたのも個人的には興味深いポイントでした。
本戦
いよいよ本戦。
激戦を潜り抜けて採択されたLTは期待を裏切らず面白いものばかり。
以前、Slackのコメントをニコニコ動画のように画面上に流す自作アプリを作っていたのですが、今回それにも活躍してもらい、普段のLT以上に大きな盛り上がりをみせていました。
このツールについても機会があればどこかで詳しく紹介できたらと思います。
当日の発表の様子
今回「大会」と銘打ったこともあり、以下の賞を用意していました。
- 参加者全員の投票で決める 優勝
- 開発ユニット長に決めてもらう U長賞
そして気になる結果なのですが、同率受賞含めてなんと私がダブル受賞をいただきました!
受賞者には賞品授与が
私の発表は「副業からみるIT業界の光と闇」というかなり攻めたテーマだったので、発表内容についてここで詳細を語ることができないのですが、こういったなかなかオープンには発表できないテーマでも話せるのが社内LTの特権であり、そして魅力でもあると思います。
同率優勝となったもう一つの発表については、後日記事にしてもらう予定なので是非お楽しみに。
最後に
今回開催自体は勢いで決めたところもあり、CfP形式のエントリーなどフローが直前まで二転三転してしまったり、当日も会場準備でバタバタしてしまったりと運営面で見直すべき部分などもありましたが、結果としては大盛況で終わることが出来ました。
特にCfP形式については冒険ではあり、一部「エントリーのために事前にテーマを用意するのが厳しい」という声も挙がってはいました。
しかし、一方で「普段から発表ネタを用意しておくモチベーションに繋がった」という人もいて、全体的な反応としては良く今後も継続して採用していけると良いなと考えています。
また、今回は採択されなかった発表についても、そのまま普段のLTのテーマとして流用されたり、雑談の中で話題に挙がったりと無駄になることなく、副次的な効果にも繋がっています。
ちょうど年末年始というタイミングでもあるので、普段LTをやっている方もやっていない方も、いつもとは一味違ったLTイベントを企画してみてはいかがでしょうか。