チューニングバトル!社内ISUCONを開催しました
西方 聖一
こんにちは、犬より猫派のソフトウェアエンジニア西方です。
社内ISUCONを弊社リクルートテクノロジーズで開催しました。今回は当日の様子についてお伝えします!
なぜ社内ISUCONを開催したか?
私は今までエンジニアが数える程しかいないような会社にしか所属していなかったため、社内ISUCONを開催しようにも参加者の母数が集められず開催を諦めてきました。
リクルートテクノロジーズは社員の大半がエンジニアとWebマーケターの会社です。「社内ISUCON開催するなら参加してみたい!」と言ってくれる人が多かったので、諦めていた社内ISUCON開催の夢を実現しようと思い立った次第です。
元々は参加者として社内ISUCONを楽しむ算段だったのですが、初回なので自分が社内ISUCONを運営しました。
開催のゴール設定
継続して開催されるような文化になれば良いな、という思いがあり興味を惹きつけられれば良しと考えていました。
- 参加出来なかった人達にも興味を持ってもらえること
- 参加した人達がまた参加したいと思えること
開催準備
初開催ということもあり、問題はピクシブ株式会社 社内ISUCON問題をお借りしています。
競技ルールやプロビジョニングは少し改変しました。
社内ISUCONの運営をするにあたりやったことです。
- 事前エントリーをGoogleフォームで受付
- 社内ISUCON実況用Slackチャンネル/サポート用チャンネルの用意
- 競技用の問題とルールの用意
- 競技用/ポータル用インスタンスのAMIを用意
- ポータルサイトに観戦用ゲストアカウントを用意
当日のタイムスケジュール
- 10:00 開会式
- ルールやインスタンスへの接続方法説明
- 〜19:00 作業
- 19:00 閉会式
- 順位発表 (1時間前から他チームのスコア表示を隠したので)
- 各チームから共有
- 何がポイントでスコアを上げられたか
- どんな失敗をしたのか
- 次回参加するならどんな工夫をするか
各チームの参加者は業務が忙しい中、何とか社内ISUCONへ出場するために時間を作ってくれました!
開催時の様子
当日の様子を写真でお届けします。
実況用Slackチャンネルの様子
参加チームの様子
最終結果
激戦でした!
やってみた感想
得られた気付き
運営視点ですが
- 「ISUCONってなに?」のような人も参加すると興味を持ってもらえる
- 実況すると参加出来なかった人も次回参加したいと興味を持ってもらえる
- インスタンスへの接続方法を説明した瞬間から競技が始まる
フィードバック
次回開催時の参考として、Googleフォームでアンケートを集計しました。
閉会時のコンテンツが不足していたのが個人的な反省点ですね。
次回開催時は、運営が想定している模範回答の共有も盛り込んでいきます。
開会式で問題はpixivさんの社内ISUCONですってネタバレしてごめんなさい。
最後に
参加者、参加出来なかった人両方から第2回も開催しようという声をいただきました!
更に「合宿形式でやったら盛り上がるんじゃないか?」という意見もいただいたので上司と相談してみようと思います。
当初の目的「社内ISUCONに興味を持ってもらえる」はある程度達成出来たのではないでしょうか。
次回は独自で問題を作ってここに公開出来るよう頑張りたいです!